朝4時までヒステリー…自閉症長男の辛い夏休み

育児雑記

「きゅうりたべたいな!」3歳の次男が言ったのを聞くと、冷蔵庫からきゅうりを出しトントン切って、タッパに入れて塩をまぶしてフリフリ、そして冷蔵庫へ。

弟のために浅漬け作りを自主的にしてくれる10歳自閉症、発語なしの長男。

普段は喋れなくても本当にいいお兄さんで、小さい頃から怒ることもない仏様のような子なのですが、

毎年8月中旬になると別人のようにイライラしてしまう時間があるのです…

20時半の消灯時間から、朝の4時まで

家中の灯りを点け、

水!水!水を飲みたい!!

冷蔵庫を開けては必死に「ください」のマカトンサイン。

自分でも上手に浄水ポットからコップに注げるようになっても、飲んでもいいか許可を取るのはとても偉いのですが

夜から早朝まで5分置きに続くと非常にしんどい…

ポットを空にして、「おしまい」と伝えても、普段はありえない声で叫び、ジャンプし、地団駄を踏む…

下の子3人いるし、アパートなので下の方、隣の方にももちろん迷惑なので、おさえるのに必死。

飲むのが駄目なら、と今度は浴室へ走りシャワーを自分で上手に浴びますが、

普段はきちんと拭いてくれるのにこの時間はビチョビチョのまま、泣き叫びながらフローリングをダッシュ、コケる…

きっと本人の中では大変な事が起きているのに分かってやれない上、眠すぎて「いい加減にしてくれー!」と強く言ってしまい罪悪感に苛まれます。

そして水を飲み過ぎた結果、朝4時頃やっと布団に入ってウトウトしてくれたと思ったらいつもはありえないおねしょ…

今年もこんな夜が朝まで2週間ほど続きました。

何故いつもこの時期にこんなに不安定になるのか…

気圧?湿度??それとも暑いのに毎日綺麗な海に入れないから??

特別支援学校の友達にも、暑い時期はいつもより大変!という子は多いようで、いつか理由が解って解決するといいのですが…

やっと何かを乗り越えて、今まで通り何もなかったかのように素直に眠るようになってくれた長男。本当に別人のようです。何かに取り憑かれてたんじゃないかと思うくらい…炊事洗濯手伝ってくれるし、下の子達の面倒もよく見てくれるし。

いちばん辛かったのは本人ですから、本当に落ち着いてよかったです。

今年も乗り越えましたが、だいたい新学期早々体調を崩すのが子ども。まだまだ気は抜けません…

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