
Hola!セブ生まれ、4児の父アランです。物価の安さや綺麗な海、英語も通じて観光しやすいフィリピン。知っていると旅がぐっと面白くなるフィリピンあるある、そしてちょっと気をつけたほうがいい事情もご紹介します。
歌と音楽に溢れている

フィリピン人は歌が大好き、男性も声が高めの人が多く、ホイットニーヒューストン、マライアキャリー、セリーヌディオンは神化しています。
電化製品売り場はカラオケマイクのコーナーが必ずあって、店員さんが宣伝なのか休憩なのか定かではありませんがよく歌っています(普通にうまい)。お客さんもよく熱唱。
ショッピングモールにはストリートピアノが置いてあるし、生演奏用ステージもあって平日でもバイオリン弾いてたり、歌っていたり。
どこでも歌う国民性なので、カラオケボックスの需要は逆にありません。常に音楽に触れているので、本当にうまい人が多いです。
お店でかかっている曲をレジに並んでる人達で歌ったりとか、おもちゃ屋さんなどのファミリー向けの施設では店員さんは歌って踊り出したりとか。
洋楽を何曲か覚えておけば、英語を話せなくてもコミュニケーションを取れる可能性大。
歌のうまい子どもに育ってほしいなら、定期的にフィリピンに行けばいいと言えるほどです。
家族愛が半端ない

私自身も日本だと「仲良し家族ですね」と初めて入ったお店で言われたりしますし、「家族サービス」という言葉が存在する意味がわからないほどですが、フィリピンの人は家族愛が日本人より強いな、と感じます。
特に兄弟愛が強く、家庭を持ってからも集まる事が多いので、12人兄弟の義父はとんでもない人数の集まりがあったりします。
恋人や友人より家族優先。いいんだか良くないんだかよくわからない時もありますが、暖かい気候と同じく家庭もあったかいです。
そのため子ども好きな人が多く、単身で行くより子連れのほうがぼったくり等にもあわない率が高いです。
器用なので料理上手

私バリ島が大好きなのですが、唯一困るのが食事のバリエーションの少なさ。ミーゴレン、ナシゴレン、パスタ、ピザ、パスタ、ピザ…
アジアのリゾート旅、子連れだと特に難点なのが食事。タイは辛いし…
そんな中フィリピン料理は割と日本人の舌にも合うものが多く、もし苦手だとしても中華料理に関してはファストフード店もあるくらいで、ドキドキせずに入れるお店が多いです。
適応力が抜群に高く、世界のどの国でも生きていけるフィリピン人(笑)。海外の料理にも抵抗がないのか、レストランのメニューの種類も豊富です。
特に魚介が美味しいので、アパートホテルに滞在してお魚屋さんに行くのも楽しいですよ。パンも柔らか系で日本人好みなので、小さなお子様でも安心です。
ボディラインは隠さない

現地に少しでも馴染みたい方は、是非ピッタピタのTシャツとタイトなジーンズでお越しください。
なぜならフィリピンの人は老若男女問わずTシャツ&ジーンズが大好き。どんなに大柄でも体型は隠しません。
私の小学校もクラス30人中29人は年中この格好でした。私以外みんなパツパツスタイル。
写真を撮る時
是非現地で見つけてください。フィリピンの人は写真を撮る時のポーズが決まっています。
①横を向く
②上半身だけ前へひねる
③カメラ側のつま先を少し立てる
④腰や太ももに手を当てる
⑤ドヤ顔

やはりボディラインを最大限に強調したい民族。
国内でもこのポーズを見かけたら、「フィリピンの人だ!」と確信してOKです。
フィリピンタイムにご注意

日本人は特に気を付けるべきフィリピンタイム。
現地の人と約束をした時、「10分遅れる」と言われたら待ち合わせ場所で待つのは速攻やめてホテルへ戻るかお店に入りましょう。
なぜならば現地人にとっては「10分遅れる」=「少なくとも2時間は遅れる、あるいはドタキャン」です。
他の国でもあるあるだとは思いますが、フィリピンは特に時間とお金にルーズ。少し知り合っただけで「お金貸して(返す気ない)」と言ってくる人も多いです。いずれも悪意なしなのが怖い。
うん、日本人って素晴らしい。
太っているほうが裕福?

これは本当に残念なカルチャーなのですが、フィリピンは子どもが太っているほどお金持ち!という風習が残っており、我が家はホテルのプールなどで白い目で見られることもしばしば。
こちらからすれば不健康そのものですが、ふくよかすぎる子どもがとても多いのはそのせいです。
骨格的に日本人はフィリピン人よりそもそも細いので、見下されがち。そんなのほっとけばいいのですが、そういう方達も多いので心にとめておきましょう。
アメリカかぶれ

アメリカかぶれですねー。フィリピンの人は…。そのくせ英語に変な訛りありますねー。
物価の安いフィリピンですが、アメリカ製品は高くても売れるため、日本で購入するより高価です。
逆にヨーロッパかぶれの我が家からすると、ヨーロッパ製品は比較的安いので嬉しいところです。
美白の認知がズレている
フィリピンは美白が大好きな女性が多く、日本の美白コスメをプレゼントしようものなら狂喜乱舞します。
ただし彼女達は決して日除けはしません。
「ほら、これ!こんなに白くなるんだから本当オススメよ!」
と色々勧める彼女達ですが、いや待てどう見ても黒いぞ、肌色に合ってない白いファンデーション塗ってるだけだぞ、という感じです。
そんなフィリピン女子達のやり取りを側から見てると面白いですよ。
みんな塗ってる…
すれ違う人の香水やシャンプーの香りを嗅ぎ分けられるほど匂いフェチの私ですが、フィリピンに行くと驚くほどみんな同じ香り。
その正体は日本ではあまり馴染みのないジョンソン・ベビーコロン。
制汗剤代わりなのか日焼け止め代わりなのか香りが単純に好きなのか謎ですが、みんなこれを全身にパチパチ塗っています。本当に謎。
おわりに

南国なので年中暑く、適度に適当な人が多いですが、基本的に陽気で子どもに優しいです。国民性とツッコミ所を把握していれば旅がますます面白くなること間違いなし!是非一度訪れてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!