Hola!4児の父・スペイン&フィリピンハーフでトリリンガルのアラン(@sillypiffer)です。
フルキャリアなのに安すぎる・厳しい口コミが多い、という理由で今まで利用する勇気がなかった中国東方航空。
いざ乗ってみたらフライトも上海浦東空港も驚くほど快適で拍子抜けしてしまいました。不要な覚悟をして申し訳なくなったくらいです。
みなさんも騙されたと思って是非ぜひ利用してみてください!
\子連れ旅の味方、抱っこが楽になるウエストポーチ/
中国東方航空、どんな航空会社?
中国東方航空は上海を拠点とする中国の大手、保有機材が豊富なフルキャリア航空会社。加盟アライアンスはスカイチーム。
日本からは浦東空港間を羽田・成田・関西・中部・新千歳・福岡・那覇・新潟・小松・静岡・広島・長崎・鹿児島に、羽田・成田・関西・中部からは虹橋・大興・西安・武漢・南京・昆明・青島・寧波・合肥・太原・煙台間と中国各地へ運行しています。
※2024年現在の情報です。
持ち込み・受託手荷物
機内持ち込み荷物規定
国際線と国内線で大きさの規定が異なります。
受託手荷物
日本間の受託手荷物規定は、以下の通り。大きさはいずれも3辺の和が158cm以内です。
/ | 個数 | 許容量 |
---|---|---|
ベーシックエコノミー | 1個 | 23kg以内 |
スタンダードエコノミー フレックスエコノミー Y・Bクラス | 2個 | 23kg以内 |
プレミアムエコノミー | 2個 | 23kg以内 |
ビジネス デラックスビジネス | 2個 | 32kg以内 |
ファースト | 3個 | 32kg以内 |
上記に加え、スカイチームエリート・エリートプラス会員およびイースタンマイルズエリート会員はプラス1個無料。
日本間の超過料金は、23kg-32kgの場合1個につき1,000CNY。32kg以上の荷物は預けられないため、別に分ける必要があります。個数オーバーは1個目が1,000CNY、2個目以降は2,000CNY。これは1個23kg以内に限ります。サイズオーバーは事前の問い合わせが必須です。
座席指定
予約確認画面より、搭乗の72時間前まで指定できます。
お子さんと乗る時は
乳幼児連れの場合は、通常の規定に加え離乳食やミルク、折りたたみ式ベビーカーなどのベビー用品の持ち込みOK。
フライトの48時間前までならキッズミールの予約が可能です。フライトの予約をしたのがギリギリだったのでオーダーできませんでした。すみません…
初めての入国時は
初めて中国に入国する際は、専用の機械で指紋登録を行います。スルーしてしまうと入国できないので注意が必要です。
クアラルンプール→成田
かかった費用
今回クアラルンプールから成田までの搭乗でかかった費用は以下の通りです。
- 大人1名:¥25,600
- 運賃¥11,610
- 燃油サーチャージ:¥13,990
- こども(4-11歳)1名:¥20,590
- 運賃¥8,480
- 燃油サーチャージ:¥12,110
- 膝上幼児:¥1,280
当時大人2名・子ども4名(1人膝上)の我が家のトータル費用は¥114,250でした。
フルキャリアで機材も大きくとても快適な移動だったので、いまだにこの安さには衝撃を覚えます…
予約
少し不安もあったので、万一の時も24時間のカスタマーサービスが手厚くて安心なトリップドットコムで予約しました。
予約から搭乗まで何一つ問題なく、快適に利用できました。
チェックインからゲートまで
成田までのフライトを予約していたものの、乗り継ぎ時間が11時間以上あったためクアラルンプール国際空港でチェックインした時点では浦東空港までのフライトぶんしかチケットの発券はされませんでした。
簡単な荷物検査の後バスでゲートまで移動。保安検査は各搭乗ゲートの入り口で行われます。
上海乗り継ぎではイミグレも保安検査も搭乗も全てプライオリティ対応をいただいてびっくり。
スカイチームのステータス等は持っていませんが、子連れというだけで高待遇。おかげでほぼ列に並ぶ事なく搭乗まであっけないほどスムーズでした。やっぱりこどもが小さいうちこそ、旅はしておくべきかも。
ただし、今回のフライトでは入国時に成田までのチケットが発券されておらず、そのまま乗り継ぎはできないため一度制限エリアから出る必要がありました。
あまりにも格安の航空券は、こんな感じで休むスペースもなければホテルに泊まるほどの時間もないスケジュールの場合が多いです。心配な方は少し値段が上がっても適度な乗り継ぎ時間のフライトを選ぶのが理想的(我々は無謀すぎ)。
機内
クアラルンプール→浦東
クアラルンプールから浦東へのフライトは、上海航空とのコードシェア便でした。
座席列は3・3・3、USBポートあり。モニターもありますが、エンターテイメントは少なめ。心配な方はタブレットにAmazonプライムビデオなどでお気に入りの動画をダウンロードしておきましょう。
滑走路の渋滞で1時間ほど遅れての離陸。そのため離陸前にドリンク、離陸してまもなく機内食の提供がありました。ヌードルとライスから選択できます。
前の座席との間隔は充分。
使いこなせないリモコン
中国の方、CAはもちろん周囲の乗客もすごく子ども達に優しくて覚悟していたのが拍子抜けでした。機内が賑やかすぎるという口コミを多く見ましたが、品の良い方ばかりでとても静かでした。
浦東→成田
深夜なのでほぼ無人の浦東空港に到着後、一度入国し再度チェックイン。それまで半日制限エリアに入れずお店も開いていないため、搭乗まではなかなかハードでした。お子さん連れの方は深夜〜早朝乗り換えはできれば避けましょう
こちらも拍子抜けするみなさんのマナーの良さ&こどもへの暖かすぎる眼差し。やはり1時間ほど遅れての出発でしたが、快適だったので文句なし
座席は2・3・2、モニター・USBポートあり。
浦東からの便はエビピラフ。意外とお米がしっとりしており、こちらもいただきやすい内容でした。ビールももらって大満足
足元は充分な余裕があります。
ちょっと着脱にコツがいるリモコン
「お子さんに」とすごいスピードで配っていただいたピローとブランケット、イヤホン。
上海浦東国際空港
初めて中国を訪れる際は、こちらの機械で指紋認証が必要です。
機内でもあらかじめマイお茶っ葉を入れたマイボトルにお湯を入れてというリクエストをなさっている方が多かったのですが、中国ではお茶が大好きなのに加え黄砂がついてそうで心配だからペットボトル飲料を飲む習慣があまりないそう。
なので、このような給水機が空港内の至る所にありました。熱湯かぬるめの水が出ます。
広々とした制限エリアにはチャージスポットもたくさん。搭乗ゲート以外の場所にもかなりの数の椅子があるので、長時間のトランジットも安心。
お手洗いはもちろん、ナーサリールームもとても清潔で子連れでも快適です!
とても綺麗で広い空港てすが、制限エリア内のお店は少なくカフェが数件・お土産も取り扱っているコンビニが1件。
ミルクティーが約100円と価格は良心的でした。
レストランを散々探しましたが、日中でもオープンしていた飲食店はすき家のみ。「ラーメン屋はどこ?」と聞いている方がいましたが、どうやら制限エリア内には訪れた当時はなかったようです。
乗り継ぎ
目的地までのチケット発券なしの場合
乗継時間が長く一度入国する必要がある場合は、こちらのカードに記入して入国ゲートへ。入国のみのカードは別なので注意。
入国時、ホスピタリティが高いうえに英語も日本語も堪能な女性スタッフさんがいてラッキーでした。
制限エリアを出てチェックインカウンターへ。ベンチが少なくトランジット時間を持て余す団体客が叫びあう奪い合いが勃発していましたが、中国の方々は穏やかで冷静。
ゲートエリアまでは列車で移動します。
おすすめの格安eSIM
海外でいざという時にネット環境がないと子連れは特に不便ですよね。
公共のWi-Fiは速度が安定しなかったり、セキュリティ面でも使うのが不安な場合も。
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おわりに
とにかく口コミが怖かったのでチェックインまで不安だらけでしたが、驚くほど航空会社も客層も良くて拍子抜けしたフライトでした。子連れだったからというのもあるのかもしれませんが、少なからず抱いていた先入観が本当に失礼だったと反省させられました。
これならヨーロッパ行きでも是非利用したい!利用した際はまたレビューします!
最後までご覧いただきありがとうございました!