ホテルロイヤル・ホイアン-ギャラリー、子連れ宿泊ブログ|ホイアン旧市街の朝食が美味しいおすすめホテル

ホイアン旧市街の中心地、トゥーボン川を一望できる絶好のロケーションを誇るホテルロイヤル・ホイアン-ギャラリー。

日本の商人荒木宗太郎とベトナムの王族女性ワカク姫の事実に基づいた「アニオー姫」の物語が随所に散りばめられた館内は、どこを切り取っても絵になります。

ホイアン旧市街の観光をじっくり楽しめるのはもちろん、トップレベルの味と接客を誇る食事は絶品。至福の朝食時間を目的にしても良いと言えるほどのおすすめホテルです。

※2025年にアコーグループからは脱退しているのでご注意ください。

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客室

全187室にバスタブ完備。ボトムでも完璧すぎるハウスキーピングが施されており、全ての宿泊者にしっかりおもてなしを提供するホテルの品格を感じさせてくれます。

リバービューの客室が人気で、1週間前には空きがありませんでした。ご予約はお早めに。

客室	広さ	価格帯(2025)
デラックス	34平米	約¥18,000〜
グランドデラックス (リバービュー)	34平米	約¥23,000〜
ロイヤルデラックス (ラウンジアクセス)	40平米	約¥27,000〜
デラックススイート	70平米	約¥42,000〜
スイート	110平米	約¥62,000〜
プレジデンシャル スイート	70平米	約¥108,000〜

デラックス(キングコネクティング)

2部屋とも大きなキングベッドのコネクティングルームにアサインいただきました。寝心地抜群、ベッドメイキングも惚れ惚れする綺麗さです。

ベッドのすぐ向かいにはシャワー付きの大きなバスタブ。水回りはドイツブランドBRAVAT。

もちろんバスタブもとても綺麗に清掃されており、安心してバスタイムを満喫できます。

シャワーブースにはレインシャワーあり。ハンドシャワーのホルダーは固定なので、お子さんはちょっと使いにくいかも。ですが水圧はばっちりです。

そしてシャワーブースとお手洗いのドアが共用なのもちょっと使いにくさがあるため、やはりお子さんは注意が必要です。お洒落は我慢

シャンプー類はハーバルな香りで、細い髪・剛毛問わず整えてくれるオールマイティさです。

その他アメニティは必要最低限ですが、素敵な紙箱に入れてくれています。バーソープもシャンプー類と同じくハーバル系。

シンク周りも落ち着きがありつつ華やかなデザインでまとまっています。

ミニバーはテレビ下にまとまっています。コンプリメンツウォーターは瓶なので、プールや外出先にお水を持ち歩きたい場合はマイボトルが必要です。

インスタントコーヒーはフランスの老舗FOLLLETでブラックと3in1。お茶類はスリランカブランドのディルマでイングリッシュブレックファストと緑茶です。

グラス類やは幼児でも届く位置にあるため少し注意。布製のコースターが可愛いです。

冷蔵庫が小さいため、ミニバーは最低限のものだけ置いてありビールなどはリクエスト制です。

クローゼット隣のラゲージラックはファミリーサイズのキャリーケースも余裕で置ける大きさ。

クローゼット内まできっちり備品を置いてくれている所もハウスキーパーさんの几帳面さが出ています。

バスローブは重厚感あるタオル素材。対してスリッパはツルツル。

メッシュ素材のランドリーバッグと布製のシューミット。

なんでも持ち帰ってしまう方が多いのか、大きく注意書されたランドリーバッグだけでなく全ての備品に値段が明記されていました。そのためチェックアウト時に客室チェックが入りますが、意外と数分で終わりました。

アイロンは常設ではないため、使用する場合は事前にリクエストしておくとスムーズです。

こちらも絵になるテーブルにはガーベラを生けてくださっています。ステーショナリーホルダーには便箋・封筒も。

バルコニー前のチェアは2室で形が違いましたが、どちらも座り心地や座った時の眺めが格別です。

川からの風が心地良くて時間の経過を忘れてしまうバルコニー。柵が低めなので、小さいお子さんや逆に高身長の方はちょっと気を付けてください。

シティ側は良い感じの木と建物が並んでおり、賑やかな中心地からは程よく距離があるため穏やかな風景が広がります。

リバービューの客室はおそらくこんな感じ。心地良すぎて部屋から出たくなくなりそうです。

ベッドサイドテーブルは両サイドに。

ボールペンのデザインが各部屋で違ったのでどちらがスタンダードなのか定かではないのですが、いずれも書き味良好です。

そして全客室でターンダウンサービスがあります。やはりとても綺麗なベッドメイキングです。

そして各部屋にとても可愛らしい小箱に入ったクッキーを設置してくれました。細やかな気配りが本当に素敵です。

こども宿泊情報

基本の添い寝は1部屋1名ですが、お子さんの年齢によって提示されている定員数を超えていてもエキストラベッドやベビーベッドなどで対応いただける場合があります。予約前にメールで問い合わせてみましょう。

我が家は当時大人2名・こども5名(13,11,6,3,0歳)で、確認したところデラックス2部屋予約でOKでした。

完璧な即レスをしてくれて感動したので、気軽に問い合わせてみましょう。

赤ちゃん連れと事前に連絡していたところ、ベビーベッドを設置してくださっていました。フカフカで気持ち良いマットレスや可愛いサイズの枕にも細やかな気配りを感じます。

全客室にバスタブ完備ですが、ベビーバスまで置いてくださっていました。

子ども向けのテレビチャンネルはハッピーキッズとカートゥーンネットワーク。

朝食(faifo Cafe)

このホテルの1番のおすすめポイントである朝食はリバービューのFaifo Cafeで。

朝は柔らかな陽が差し込み、夜はムードたっぷりのランタンが輝くホスピタリティ高すぎのレストランです。

朝食では、グルメが豊富なホイアンやダナンで舌が肥えた状態でも圧倒されるほどの美味しさに驚かされました。空腹状態でいただいたらたぶん涙が出るレベルです。

木製のテーブル付きベビーチェアもあり、品格ある雰囲気ですがスタッフも宿泊者も子どもへの眼差しが優しくて落ち着いて過ごせました。

ヌードルステーションではフォーをはじめ日替わりで3種類のヌードルが提供されていました。

同時に2人分のオーダーを調理していたエッグステーションのお姉さんの手捌きには感動。そして味も外観も綺麗すぎて、これだけでもかなり贅沢で幸せでした。

ベーカリーも味・食感・温度まで最高。食べ過ぎないように気をつける必要がありました…

中でも韓国モチパンのカリットした外側とモチモチの内側、風味と味の完璧さにパニック。子どもにも大好評でした。

パンケーキもやワッフルももちろん子どもの目が輝く焼き加減。パンプディングやキッシュも幸せになる味でした。

肉まんなどの天心も種類豊富です。混雑している時間帯にどんどん減っていく人気ぶりでしたが、てきぱきしたスタッフさんがどんどん蒸しては補充を続けていました。

メイン料理は品数は少なめなものの、八角やシナモンなどのスパイスを使用したベトナム風ビーフシチュー「Bò Khoボーコー」など満足度の高いメニューが日替わりで揃っています。

フエ名物の伝統的な蒸し料理Bánh Nậmバインナムもありました。トラディショナルケーキと表記がありますが、米粉生地にエビなどが包まれている、ケーキというより“もちもちした蒸し餅”に近い食べ物です。

サラダも全部食べたい…ドレッシングだけでも6種類あります。

デザートには南国感たっぷりのフルーツが勢揃い。ドライフルーツも充実しています。

ヨーグルトには付け合わせにフルーツコンポートやミューズリー、ジャムが用意されています。

ドリンクのサービスも素晴らしく、ティーパックの紅茶ですら専属のスタッフが注いでサーブしてくれます。ラテアートもばっちり。コーヒーはフランスの老舗ブランドFOLLIET。

ベトナムコーヒーやコーヒーマシンももちろんあります。

フレッシュジュースは時間帯で変わるので飽きません。野菜ジュースやフルーツスムージーも。

お料理が素晴らしいのはもちろん、レストランスタッフが常に全員てきぱきと動いておりさすが一流ホテルだ！と思わせてくれるレストランです。販売しているケーキ類も華やかでした。

混雑している時間帯でも下膳のタイミングが完璧、ブュッフェ台も常に綺麗で満タンで快適なお食事を楽しめます。会場は比較的コンパクトですが、朝食目的で宿泊するのも大いにありな内容でとてもおすすめです！

プール

プールはロビー奥とルーフトップの2箇所で、意外にもホテルのキャパに対して充分な広さで快適です。

ランタンのライトアップが綺麗なロビー奥のプール。

手前は水深0.4mとこどもでも歩けるスペースがあって嬉しいですが、1番奥は1.5mと徐々に深くなるので注意。幼児用ライフジャケットの在庫がたくさんあるのでお借りしましょう。

チェアの数も多いので、家族連れでも安心。奥にはハンモックもあります。

さりげなく可愛いシャワーブース。

すぐ横にはバーがあり、プールサイドで楽しむこともできます。

ルーフトップのプールは眺めが良く、雰囲気も抜群なのでとても賑わっていました。水深は1.5m。

旧市街を一望できるバーは絶景。陽が暮れるととても混雑します。

プールの真下にも眺め良好のバーがあります。混雑時にすぐ移動できて便利そうです。

キッズスペース

ロビー奥にはお子さん向けのちょっとしたフリースペースが設置されています。

規模は小さいですが、清潔さやきっちり配置されたボールや塗り絵などからスタッフさんのまめなお手入れ具合が伝わってきました。

ロビー

ゴテゴテしていてちょっととっつきにくいデザインのロビー。

フロントやドアマンも他の部署と比べてしまうと無表情だったりと雰囲気がやっぱりとっつきにくいのですが、仕事はとにかく早いのでスムーズです。

客室の不具合を伝えると秒速で修理しに来てくれました。設備スタッフまでもがすごい…！

ウェルカムドリンクはベトナム定番、ジンジャーの効いたローゼルティー。おしぼりもいい香りで素敵です。

ロビーの奥には可愛らしいアーケード風の通路があります。

サッカーゲームやビリヤードで遊ぶスペースがあるほか、冷水機も設置されていました。

アオザイを無料で4時間まで借りられるサービスも行われています。これは嬉しい！

随所に飾られているのはフランス・ノルマンディー出身の写真家Réhahn氏の作品。

ホイアンを拠点に作品制作と文化保存活動を続けており、「民族」「伝統文化」「人々の暮らし」というテーマと表現が「被写体の“魂” を捉える」と国際的にも評価されているアーティスト。旧市街のミュージアム「Precious Heritage Art Gallery Museum」は入場無料で彼の作品を見る事ができます。

アクセス

空港から

ダナン国際空港からホテルまで行ける公共交通機関がないため、移動は車一択。ダナン・ホイアンではGrabが利用できます。

ホテルにも有料で送迎は頼めますが、より低価格で利便性が変わらないのはTrip.comの貸切送迎チャーター。事前に日本語で簡単予約・決済できるのでおすすめ。

最大16名まで利用でき、価格はホテルやホイアン市内まで約¥2,200からです。

周辺施設

日本橋へは徒歩10分もかからずアクセス抜群ですが、賑やかな中心部とはほどよく距離があり周辺が落ち着いているのもロイヤルホテルの魅力。

徒歩5分圏内にコンビニや飲食店が立ち並んでおり、周辺だけでも充分快適に過ごせます。

中でもおすすめなのが徒歩1分の距離にあるカフェ「Cam Coffee n More」。

和やかな空間でコーヒーやスムージー、ベーカリーなどを格安で楽しめます。朝はアボカドトーストなどの朝食メニューが85,000ドンから、ランチタイムはスムージーボウルが105,000ドンから。

店内では雑貨の販売も行っており、お土産の購入にも便利です。

ミークアンやカオラウなどの絶品ベトナムフードレストランも歩いてすぐ。日が暮れると特に混雑する中心部でのディナーはお子さん連れには大変なので、テイクアウトもおすすめです。

ホテル最寄りのバインミーのお店はオールデイ・バインミー。

店内には可愛らしい席が並びます。椅子が低めなので幼児でも座れるのが家族連れには嬉しい

これひとつでお腹いっぱいのボリューム。

スタンダードな「バインミー・オールデイ」が49,000ドン、ダブルチーズが55,000ドン。トッピングの追加も可能です。

連日バインミーを食べてちょっと飽きがきたら中華料理店「Zhong hua lou」も歩いてすぐ。価格に対してボリュームがすごくてびっくりしました。

ホテルの目の前には韓国料理のお店もあります。

おわりに

ホイアンの喧騒から少し離れ、落ち着いた時間をすごせるホテルロイヤル。品のある客室や抜群のホスピタリティはまさにその名に相応しく、優雅なレストランでいただける絶品の朝食はそれを目的に滞在しても良いと断言できるレベルでした。

ダナンやホイアンを訪れる際は迷いなくおすすめできるホテルです。

最後までご覧いただきありがとうございました！