
Hola!5児の父・スペイン&フィリピンハーフでトリリンガルのアラン(@sillypiffer)です。
ニャチャン中心部にそびえる高層ホテルメリア・ヴィンパール・ニャチャン・エンパイア。
モールと隣接しビーチにも市街地にもアクセスしやすい好立地で、家族連れでもゆったり過ごせるスイートルームが人気です。
5つ星ブランドとはいえ、その格安さゆえの接客や客層でしたが滞在には全く支障なし。コスパの良さは否めず観光の拠点に最適です!
客室
客室タイプはシンプルに3種類。お子さん連れの多世帯での宿泊が大多数を占めていました。
| 客室 | 広さ | 価格帯(2025) |
|---|---|---|
| デラックス | 32平米 | ¥6,500〜 |
| 1ベッドルーム スイート | 43平米 | ¥10,000〜 |
| 2ベットルーム スイート | 82平米 | ¥19,000〜 |
2ベッドルームスイート

広々としたリビングダイニングとバルコニー、簡易キッチンのあるスイート。ダイナミックなビューを望める角部屋にアサインしていただきました。


ダイニングテーブルには連日ウェルカムフルーツ。子連れだからでしょうか、チェックアウト時も箱でいただくという初体験をしました。


フロントで誕生日祝いで来たという話になった後はケーキまで。

潮風が心地良いバルコニーからはビーチを一望できました。物干しもありがたいです。

簡易キッチンもありますがレンジや調理器具はなし。


インスタントコーヒーはBoncafeのブラックとデカフェに加え、ホーチミンに店舗のあるオーガニック食品ブランドOrganicaの3in1も。お茶もベトナムの大手ブランドVina teaで、緑茶とカモミール。

冷蔵庫内はミニバーで埋まっています。

マスターベッドルームには大きなキングサイズベッド。


ビーチやランドマークの「トラムホンタワー」、ホントレ島までよく見えます。

もう1室はツインベッド。こちらもベッドがとても大きいので、家族でも余裕があります。

マスターベッドルームのバスルームにはバスタブあり。外に水漏れしないしっかりしたドアがあって安心です。

ハンドシャワーはもちろん、レインシャワーも好みの水圧を選べるのが嬉しい。


バスアメニティは、メリア独自の「Soul Matters」ライン。ボトルにはホテル名のみが記載されていますが、クセがなく優しいハーバルな香り。こどもでも肌荒れすることなく使用できました。

水回りは安心のTOTOです!

各バスルームのシンクには良い香りのハンドソープとボディローションが大容量で設置されています。こちらも使い心地良好。

その他しっかりした歯ブラシや剃刀が揃っています。

ヘアドライヤーはホテル御用達のJVDで壁に固定式。

スライド式のクローゼットにはアイロンも常設。


バスローブとスリッパはしっかりしたワッフル素材でワンサイズでした。


晴れの日がほとんどのニャチャンで滞在中豪雨に見舞われたものの、貸出の傘が可愛いので憂鬱な気分が吹っ飛びました!

メッシュ素材のランドリーバッグやヘルスメーターもクローゼットに綺麗に設置してありました。


運悪くとっても散らかった未清掃の客室にアサインされてしまいチェックイン後1時間ほど外で待つことにはなりましたが、客室自体はとても利便性が高く快適。
子連れには特に嬉しいリビングダイニングは、観光するにもゆっくり客室で過ごすにもとても便利でした。
朝食

ベトナム料理はもちろん、韓国からの宿泊者が大多数なのでキンパやモチブレッドなどの韓国料理も楽しめる朝食。価格を考えると驚くほど充実した内容です。

- 時間:6:00-10:00
- プラン外料金:
- 宿泊者:300,000VND
- ビジター:345,000VND
- 6歳以下は半額
朝活目的で滞在する方がとても多いニャチャン。連日オープンから賑わっていましたが、会場がとても広いので混雑していても圧迫感なくゆっくり過ごせました。

大人数向けの席やソファ席がとても多く子連れは特に安心。ベビーチェアも数箇所に用意されていました。


そして子連れだからか大量に紙ナプキンがサーブされました。さすがにここまで使いませんがありがたいです。

ヌードルステーションではフォーの他ラーメンも。需要があるのか絶妙ですが、インスタントラーメンのセルフコーナーもありました。



エッグステーションはスタッフさんによって出来栄えにムラがあり、運が良いとエッグベネディクトを作ってもらえる感じです。

常に混雑していたビュッフェ台ですが、バインミーをはじめとても綺麗な陳列が維持されていたのはさすがです。

飲茶コーナーは時間帯で色々な天心が登場するので飽きません。

ベーカリーには韓国のモチブレッドも。お子さんでも食べやすい柔らかさのものが多いです。


韓国の方はパンケーキ好きなのでしょうか、焼いても焼いてもすごい速さでなくなっていくのですが、2人がかりで忙しそうでした。

スペイン発のホテルブランドなので、どこでもチュロスを食べられるのがメリアの素敵なところ。

華のように綺麗に盛られたキンパ

チーズやハムなどの前菜コーナーもとても綺麗。ベトナムの方は仕事熱心な印象がありますが、ニャチャンは特にすごいです。


サラダの彩りもとても綺麗。日替わりなので連泊でも飽きずに楽しめます。

ドレッシングも種類豊富なので、生野菜が進みます

南国らしいラインナップのフルーツ。

ドライマンゴーとドライバナナもありました。

コーヒーはハノイ発ブランドのレガシー。ナッティな香りで食が進みました。

お茶類は客室と同じVina teaで、アールグレイ・緑茶・ジンジャー・ジャスミン・カモミールと、

唯一英語表記がないこちらはピーチティーでした。

常に賑わうビュッフェ台を常に綺麗にキープしていたスタッフさん達。その忙しさからか笑顔はあまり見られませんでしたが、広い会場のおかげもあり連日ゆっくり楽しめる朝食でした。
子ども宿泊情報
予約前に問い合わせしたところ、大人2名・こども5名(13,11,6,3,0歳)でも2ベッドルームスイート1部屋での宿泊OKでした。
ベッドがとても大きくベビークリブもあるため、お子さんの年齢によっては提示されている人数をオーバーしていても大丈夫な場合があります。
事前にメールで問い合わせてみましょう。

施設内には水深0.6mのキッズプールや整ったキッズクラブがあり、隣接したモール内のドラッグストアやスーパーにはベビー用品も豊富なため子連れでも安心です。

プールは水着の下にスイミングパンツを履いていれば赤ちゃんも入水できます。オムツ用のダストボックスはないので、ゴミ袋も忘れずに。
バスアメニティはクセがなく洗浄力も優しいので幼児でも使用できましたが、赤ちゃんやお肌のデリケートなお子さんは持参が安心です。
プール

常に賑わっているメインプールは水深1.2m。プールのキャパに対してチェアが少ないのが難点。
0.6mの広いキッズプールは比較的落ち着いていました。
6階に位置しており街や海を眺めながら利用できフードが充実しているため、プールバーも朝から混雑していました。メニューはこちらから確認できます。
- プール:6:00-21:00
- プールバー”Garnet”:7:00-19:00
キッズクラブKIDSDOM

当ホテルでいちばん驚かされたのがキッズクラブ。ベトナムやタイなどの東南アジアでは、5つ星ホテルでも大抵おもちゃが散らかりっぱなしな印象なのですが…

スタッフさんがすごく真面目!何度か違う時間帯に訪れても、積み木からチェスまで常にきちっと整理整頓されていて感銘を受けました。




規模はそこまで大きくありませんが、子ども用トイレや休憩できるスペースもあり落ち着いて過ごせます。


8:30-21:00
ロビー

広々としていてソファや椅子がたくさんあり空間に余裕のあるロビー。ですがあまりの広さと席数ゆえか、明らかに宿泊者ではない方が横になって寝ている姿もしばしば。スタッフの手が回らず若干無法地帯と化しているのがちょっと残念。

ウェルカムドリンクは焙煎系緑茶ベースのアイスティー。香ばしいのにかなりの甘さで好みが分かれるベトナム定番の味です。

ロビー奥にはスターバックス併設のバーがあります。大きなモチブレッドが60,000VDNなど。メニューはこちらから。


7:00-22:00
周辺施設

トラムホンタワーまで徒歩5分、街の中心地しモールVincom Plazaとも隣接している好立地。
隣接モール内にはハイランズコーヒーやレジェンドコーヒーのカフェもあり安心です。




モール内のスーパーWinmartの規模は小さめなものの、ベトナムコーヒーやチョコレートなどお土産の選択肢は充分。



カップ麺やインスタントフォーなどもあり、お土産にするのはもちろん万一の時に助かります。


少しですが、Cocoonの商品も置いてありました。

ベトナムのスーパーの中で個人的にベーカリーが1番美味しいWinmart。モチスイーツなどの生菓子も豊富でした。


おわりに
ニャチャンの市内観光もゆっくりホテルステイもどちらも叶えてくれるメリア・ヴィンパール・ニャチャン・エンパイア。
ホテルブランドで考えてしまうとサービスの物足りなさや客層に違和感は感じてしまうものの、宿泊料金だけを見れば充分すぎるほどのコスパ。
家族連れでの宿泊は特におすすめできるホテルです。
\近くのコスパ抜群ホテル/





