Hola!4児の父・スペイン&フィリピンハーフでトリリンガルのアラン(@sillypiffer)です。
世界各国へアクセス抜群のクアラルンプールを拠点に、様々な国へ運行しているLCCエアアジア。
格安が故に家族連れは接客や機内の雰囲気が気になるLCCですが、実際に搭乗してみてコスパの良さを実感したのでお伝えします!
\子連れ旅の味方、抱っこが楽になるウエストポーチ/
エアアジア、どんな航空会社?
エアアジアは、クアラルンプールを拠点とするマレーシアのLCC。保有している機材はエアバス320・330。
アジアを中心に12ヶ国へ就航、日本からは羽田・関西・新千歳とクアラルンプール間を運行しています。
※2024年12月の情報です。
持込み・受託手荷物
機内持込み規定
無料で機内に持ち込める荷物の規定は以下の通りです。
有料オプションの「エクストラ」「ファストパス」を追加する場合は合計14kg(1個の最大重量は10kg)までの持ち込みが可能。
受託手荷物
LCCのため通常運賃の場合受託手荷物は有料、利用する区間によって料金が異なります。購入した重さ以内であれば個数の制限はありません。
通常運賃の料金(日本発着)
重さ | 料金(税抜) |
---|---|
〜20kg | ¥4,400 |
〜25kg | ¥5,500 |
〜30kg | ¥6,600 |
〜40kg | ¥8,800 |
チェックイン時に頼むと15kgまでで¥10,000、超過料金は1kgごとに¥2,200かかるので忘れずに予約時に申し込みましょう。
同時にチェックインする場合に限り、複数人で合計重量のシェア(合算)も可能です。
有料オプションを購入している場合は、以下の重量まで無料で預けられます。
有料オプションに含まれる受託手荷物
バリューパック | 20kg |
プレミアムフレックス | 20kg |
プレミアム フラッドベッド | 40kg |
座席指定
通常運賃の場合は座席指定は有料。追加オプションを購入している場合はオプション料金に含まれています。
子連れなので事前に指定しましたが、KL→ニャチャン便の料金は1名約¥1,450でした。路線や座席の位置などで価格が大きく異なります。
お子さんと乗る時は
乳幼児を連れている場合は、ベビーカーを無料で預けることができます。
2歳未満のこどもは膝上で乳幼児用のシートベルトの着用、1歳未満はバシネットを利用できます。
ベビーフードやおむつなどの提供は一切ないため、持参が必要です。
有料の機内食は路線によって内容が異なります。いずれの路線もキッズミールの他、チキンライスやワンタン麺、マカロニチーズなど幼児でもいただきやすいメニューがあるので安心。ただし機内でオーダーできるメニューは限られているので、必要な場合は事前予約しましょう。
機内食
通常運賃の場合は機内食も別料金で、事前予約の方が割安。路線によって多少内容が異なりますが、ナシレマなどのマレーシア料理が中心です。有料オプションの「バリューパック」を購入している場合は機内食の料金も含まれており、ネットでメニューを選択します。
機内でのオーダーも可能ですが、在庫がない事が多いのでキッズミールは特に予約が安心。価格はドリンク込みでRM19前後です。
ラップサンドなどの軽食はRM10前後。ケーキなどのデザートもあります。
単品のチキンライスを機内でオーダー。やはり他のメニューはほぼ在庫がありませんでした。RM15(約¥520)で、こどもでも食べやすかったです。味や量を考えると機内オーダーでも妥当な価格だと感じたので、事前予約だとかなり安いですね。
クアラルンプール→ニャチャン
かかった費用
2024年11月にクアラルンプール国際空港からカムラン国際空港までのフライトでかかった費用は以下の通り。
一瞬目を疑う運賃は座席指定料金より安い…。子ども料金も同じ金額でした。
- 大人(12歳以上)1名:¥6,710
- 運賃:¥1,090
- 税・燃油サーチャージ:¥5,620
- こども(2-11歳)1名:¥6,710
- 運賃:¥1,090
- 税・燃油サーチャージ:¥5,620
- 座席指定1名:税込¥1,450
- 受託手荷物20kg:税込¥4,770
当時大人2名・こども4名(12,10,5,2歳)の我が家のトータル費用は¥54,270。6人で別の国へ移動できる額とは思えない安さです。
予約
万一の時も24時間のカスタマーサービスが手厚くて安心なトリップドットコムで予約しました。
フライト検索の時点で機材や座席列・シートピッチ、スルーバゲージかどうかも確認できるのが安心。
予約から搭乗まで何一つ問題なく、快適に利用できました。
チェックインからゲートまで
チェックインはターミナル2で。制限エリアの外は飲食店がとても充実しており安心です。
エアアジアのチェックインカウンターはスターバックスの前のVでした。小さいお子さん連れはセルフチェックインができないのでカウンターへ。
セルフチェックイン後荷物を預けるだけの「セルフバゲッジドロップカウンター」とチェックインカウンターに分けられていますが、表示やアナウンスが曖昧なので並び間違えないように注意。
上の看板の表記は全て「Check-in Counter」ですが、下の電子パネルに「Assisted Check-in」と提示されているカウンターを選んでください。列の入り口は誘導員がおりパーテーションを開閉していますが、アナウンスは全くしてくれなかったのでこちらから声をかけましょう。
ゲート周辺は飲食店の数は多いものの店内が狭く、お手洗いも少ないので事前に済ませておくと安心です。クアラルンプール国際空港ではゲートエリア前で簡単な荷物チェックだけ行い、保安検査は各ゲートの前で行われます。
機内
機材は座席列3・3、通路はワゴンが通るスレスレの幅の小型のA320。とはいえ搭乗率が半分ほどで、選んだ後方のエリアは座席指定が有料だからかまさかの無人。狭さは感じないフライトでした。
座席幅40cm・シートピッチ70cmとなかなかコンパクトなので、ベルト着用サインが消えてから前方から移動してくる大柄の方がちらほら。
幼児は脚を伸ばすと前の座席にちょうど当たってしまうので注意。我が家は前の列に家族が座るよう座席指定しました。
テーブルを出すと完全に隙間がなくなるので、リクライニングはできません。
モニターのない機材なので、心配な方はAmazonプライムビデオなどで端末にお気に入りの動画をダウンロードしておきましょう。自在に変形できて、閉じたテーブルに挟んで使用できるスマホスタンドがあると便利です。
座席同士の間隔が大きく開いているので、
振り向くと後ろの席の人と目が合います。
空調は頭上のファンを完全に閉めてもかなり寒いので、羽織るものやブランケットの持参がおすすめです。
席のポケットには機内誌・免税品カタログ・機内食メニューとエチケット袋。小型機なのに全ての席に一通り綺麗な冊子が揃っていて意外でした。
カタログにはキッズ向けにキーホルダーやおもちゃなどのオリジナルグッズも。ロンパース、かわいい
ニャチャン・カムラン国際空港
飛行機から空港の建物内へはバスで移動します。
大きめのバスなのですが、座席は少なくギュウギュウに詰められるのでここだけ頑張ってください。最初に乗っても密閉された空間でしばらく待つのでゆっくり乗った方がいいのかも
空港内はコンパクトですがとても清潔感があり、利用者が少なかったという事もあるかもしれませんが、手洗いが成田より綺麗でびっくり!
入国審査官の方もびっくりするほど優しくて、満面の笑みで家族全員まとめて通してくれました。到着した便は我々が搭乗した便のみだったので、列に並ぶこともなく空港内はほぼ貸切状態。
審査を終え目の前のエスカレーターを下るとすぐバゲージクレーム。なかなか荷物が出てきませんでしたが、座席がたくさんあり広々しているので子連れでもゆっくり待てました。
小さな空港なので、荷物を取ったらすぐ出口です。
空港から宿泊先までの送迎は大手アクティビティ予約サイトKKdayのプライベートチャーターを利用しました。アプリ内で予約・決済はもちろん、購入後すぐドライバーさんとのチャットもできるので当日の待ち合わせも安心。
我が家が利用したのは最大10人乗車できるミニバン¥4,000。人数によって¥1,900〜で利用可能です。
ドライバーさんがとても良い方で、車内も綺麗!小さな子連れには特にありがたい貸切チャーター、Grabと比べて価格の差もないのでとてもおすすめです。
\日本語で簡単オンライン予約&決済/
おわりに
治安が良く各地へのアクセス抜群のクアラルンプールから格安で他国へ移動できるエアアジア。
よほどの長時間でなければお尻も疲れませんし、子どもにも優しいので快適なフライトを楽しめます。
皆さんも是非エアアジアを利用して、格安でアジアの旅を満喫してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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