ヒルトンオナーズとは?系列ホテルと子連れは更にお得なエリート特典を解説

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今日もお疲れ様です。

半年おきの海外旅のために生活費を切り詰めている4児の母もざ(@ikuko_moza)です。

国内外問わず、予約サイトでホテルを検索していれば必ず目にした事があるはずのヒルトン系列ホテル。

本記事では「ヒルトン系列って、ヒルトンだけじゃないの?ヒルトンオナーズ会員になるとどんなメリットがあるの?」という疑問にお答えします。

カードを保持しているだけでヒルトンオナーズのゴールドステータスを維持できるクレジットカードについてはこちらの記事で解説しています。

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ヒルトンオナーズとは?

ヒルトンマニラ

「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」は、ヒルトンをはじめ19のホテルブランドが参加しているホテルチェーン。さらに2024年より「スモール・ラグジュアリーホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)」との提携を開始しました。

「ヒルトンオナーズ」会員になると、全てのホテルに宿泊した際共通ポイントが貯まるだけでなく、宿泊数に応じてステータスが付与されます。ランクが上がるほど様々な特典を受けることができます。

会員費は一切かからないので、一度でも宿泊するのなら登録して損はありません。

系列ホテル

それではヒルトン系列のホテル全18ブランドをグレードごとに見ていきましょう。

最高級ブランド

まずは最高級ブランド。日本だと1泊で1ヶ月分の家賃が飛んでいきますが、会員になって上手くポイントを貯めれば決して手が届かないほどではありません。

ウォルドーフ・ヒルトン・ロンドン
ウォルドーフアストリアLXRホテルズ&リゾーツ
コンラッド

高級ブランド

次に続く高級ブランドは、高すぎず低すぎず「ちょうどいい感じ」で、家族連れに特に人気があります。

ヘリテージホテル・ドバイ・キュリオコレクション
ヒルトンエンバシースイーツ
キャノピーバイヒルトンシグニアバイヒルトン
ダブルツリーバイヒルトンタペストリーバイヒルトン
キュリオコレクション

中級ブランド

中級ブランドは、ホテルでゆっくりすると言うよりは「観光を楽しんで寝るだけ」という目的に合わせており、コンパクトでバスタブがない客室が多いです。その代わり価格はリーズナブル。

ですがエリート会員になるとアップグレードされるので、かなり部屋が広くなる確率大。

モットーバイヒルトンハンプトンバイヒルトン
テンポバイヒルトントゥルーバイヒルトン
ヒルトンガーデンインホームウッドスイーツ
ホーム2スイーツヒルトン
グランドバケーション
スパーク

上記すべてのホテルでポイントを貯めたり、ステータスを持つことで様々な特典を受け取れます。

\国内の系列ホテルはこちらで確認できます/

会員特典

ヒルトン・マルタ

ヒルトンオナーズ会員になると、公式サイトから予約することでたくさんの特典を受けられます。

楽天リーベイツ(Rebates)アプリを経由すると、楽天とヒルトンポイントの2重取りが可能です。

ヒルトンマニラのバースデーケーキ

会員登録した時点で受けられる特典は以下の通り。

  • 会員特別価格の宿泊料金
  • ホテル利用時にポイントが貯まる、使える
  • 特典宿泊滞在時のリゾート料金不要
  • 会員専用チェックインカウンター
  • モバイルチェックイン&チェックアウト、モバイルキー、客室選択
  • ホテル内のWi-Fi無料
  • 2人目の宿泊無料
  • ポイント譲渡、合算

割引料金保証

公式サイトまたはアプリで系列ホテルを予約すると、2〜15%の割引価格で宿泊できます。

無料宿泊に利用できるポイント

系列ホテルに宿泊すると、利用料金に応じてポイントが貯まります。

ステータスによって還元率が上がっていき、シルバーは20%、ゴールドは80%、ダイヤモンドは100%に。カードを保持しているだけで得られるゴールドステータスがここでも大きな威力を発揮。

貯まったポイントは無料宿泊に利用可能です。

特典滞在でのリゾート料金不要

ハワイやラスベガスなど、一部のホテルで宿泊料金とは別にかかるリゾート料金(リゾートフィー)。

ポイントでの無料宿泊の場合、このリゾートフィーが無料になります。

1泊30ドル近くかかるホテルもあるので、訪れる際は大きな特典です。

会員専用チェックインカウンター

小さな子連れの難関、チェックイン。

繁忙期にカウンターやロビーが混雑しているとチェックインだけで疲弊してしまいますが、会員はヒルトンオナーズ専用のカウンターやブースを利用できます。

時間の大幅な短縮になるのはもちろん、ウェルカムアメニティをくれるホテルもあるので子どもも楽しくチェックインできます。

ルームキーを専用ボックスに入れるだけのエクスプレスチェックアウトも便利です。

デジタルチェックイン、デジタルキー

宿泊日の前日から公式アプリでのチェックインや客室選択ができ、対応ホテルなら客室モバイルキーも利用できます。

モバイルチェックインはとても便利な機能ですが、子連れだと当日カウンターでアップグレードしていただける事が度々あるので利用する機会は少ないかも。

チェックインカウンターが混んでいたり、海外で言葉の心配がある時はとても助かりますね。

アメニティなどのリクエストや、チェックアウトも同様にアプリで可能です。

無料Wi-Fi

ホテルのWi-Fiは有料な場合が多いですが、これも無料になります。

2人目の宿泊無料

「1室」ではなく「1名」ごとに料金提示しているホテルに関して、素泊まりの場合2人目は無料になる特典。

素泊まりのみ有効で、食事やアクティビティなどが付いているプランは対象外です。

公式サイトで1名分を予約後、「追加のお客様」という項目で入力できます。

我が家は子どもがたくさんいるので、予約前にホテルへ直接メールで全員添い寝可能か問い合わせし、予約後再度連絡しています。

\問い合わせの仕方は2項で解説/

ポイント譲渡・ポイントプール無料

保有しているポイントを、1,000ポイントから年6回まで家族や友達にシェアできる制度。

年間で500,000ポイントまでの譲渡、200,000ポイントまでの受け取りが可能。数時間から1日程度で反映されます。

エリートステータスと特典

ヒルトンマルタのウェルカムシャンパンボトル

系列ホテルの宿泊日数によって、ステータスが上がっていきます。

メンバー0〜9泊
シルバー10泊
ゴールド40泊
ダイヤモンド60泊

本来40泊が必要なゴールドステータスですが、ヒルトンアメックスを持っているだけで保持できます。

それぞれのステータスが受けられる主な特典は以下の通り。

/メンバーシルバーゴールドダイヤモンド
ボーナスポイント20%80%100%
無料ボトルウォーター
5泊目無料
エリート会員繰越
スパ割引
客室アップグレードスイート含む
朝食無料
マイルストーン
ラウンジ無料
資格の延長
プレミアムWi-Fi
48時間客室保証
エリート資格贈呈

メリットの大きい特典から解説していきます。

レイトチェックアウト

本来の滞在時間を延長できるアーリーチェックイン・レイトチェックアウトについては、公式サイトにも明記されていません。

体感ではレイトチェックアウトはゴールドなら14時、ダイヤモンドは16時まで。

荷物だけ預けようと13時頃カウンターに行ったらチェックインできた事も多いです。

空室状況によってはメンバーでもOKな場合もあるので、チェックインの際聞いてみましょう。

客室アップグレード

ゴールドまたはダイヤモンドステータスを持っていると、本来予約した部屋よりもグレードの高い客室にアサインしていただける特典。特に家族連れにとっては大きなメリットです。

本来は定員オーバーの客室予約でも事前に確認を取れば1部屋での宿泊がOKに。

ラグジュアリーホテルだと実質半額以下になることもあるので、宿泊費を大幅にカットできます。

空室状況によりますが、1番安い客室を予約してもダイヤモンド会員はスイートルームにアップグレードされることも。

朝食無料

ヒルトンウィーンウォーターフロントの朝食

ゴールドとダイヤモンドは全ての系列ホテルで大人2名分の朝食が無料。

未就学児も無料なので、お子さんが小さいうちは家族全員豪華な朝食が無料…!!

我が家の場合ヒルトンアメックスの年会費が2泊の無料朝食だけで取れてしまいます。

エグゼクティブラウンジ無料

アルコールやデザート・軽食はもちろん、ホテルによってはカクテルタイムに夕食もいただけるエグゼクティブラウンジ。

ダイヤモンドステータスを持っているとなんと大人2名まで無料で利用できます。

お酒を嗜む方には最大の特典かもしれません。

特典滞在での5泊目無料

全額ポイントで5泊以上予約した場合に、1泊分の宿泊費が無料(4泊分の料金で5泊)になる特典。5泊ごとに1泊無料になります。

ヒルトンアメックスやポイントセールなどをうまく使えば、宿泊料金が高額なホテルほどお得です。

ダイヤモンド会員資格の延長

エリート会員資格は1年間有効ですが、ダイヤモンドステータスは条件を満たしていれば宿泊数が足りなくても延長を申請できます。

  • 過去3年間にダイヤモンドステータスを保持(連続でなくてOK)
  • 系列ホテルに250泊以上している(ポイント宿泊もカウント)、または50万ベースポイント獲得している

48時間客室保証

宿泊日の48時間前までは確実に客室を用意してもらえる特典。

繁忙期に満室と表示されていてもダイヤモンド会員のための客室は確保されている、と思うと特別感がすごいですね。

エリート会員資格の贈呈

1年間の宿泊日数によって、エリートステータスを家族や友達に贈呈できる特典。

60泊でゴールドステータス、100泊でダイヤモンドステータスを贈れます。

我が家のような大家族にはとても嬉しい特典です。

プレミアムWi-Fi無料

VPN接続(プライベートネットワーク)やビデオストリーミングを利用できるプレミアムWi-Fi。

無料Wi-Fiとは異なり通常は有料ですが、ダイヤモンド会員は無料です。

エリート会員繰越特典

各エリート会員資格である条件の宿泊日数を超えた場合、日数を翌年に繰り越しできます。

例えば年に11泊していれば、シルバー会員の条件10泊を超えているので翌年の実績は1泊加算された状態でスタート。

条件ぴったりの宿泊数でなくても、余った分は翌年に持ち越せる制度です。

マイルストーンボーナス

1年間の宿泊数に応じて無制限でボーナスポイントがもらえる特典。

40泊で1万ポイント、その後10泊ごとに1万ポイントのボーナス。

60泊目はさらに3万ポイントもらえます。

オールインクルージブスパ割引

オールインクルージブのホテルに滞在中、スパの15%割引を受けられます。

無料のボトルウォーター

客室に有料のミネラルウォーターしか置いていないホテルで、無料のお水をいただける特典。

もともとお水がコンプリメンツ(無料)のホテルでは、「もっといるよね」と追加料金なしでモリモリ持ってきてくださる事が多いです。

子連れで宿泊する

未就学児の朝食は無料など、子連れにも嬉しい特典が多いヒルトンブランド。

ヒルトンキッズではファミリー向けの客室やプラン、各ホテルのキッズアメニティの有無が確認できます。

その他子どもの添い寝条件や記念日手配など、予約前のメールでの問い合わせは公式ホームページの「アクセス」の項目より可能です。

ポイントは購入も可能

系列ホテルに無料で宿泊できるヒルトンオナーズポイント。宿泊やレストラン利用で貯まるのはもちろん、年間8万ポイントまでは購入も可能です。

ドル基準なので円安の時は1ポイントの価値が高いとは言えませんし、ポイント+キャッシュでの宿泊もできるためメリットは感じないかもしれません。

ですが、年に何度か行われる100%ボーナスセールの時はキャッシュで宿泊するよりお得になることも。

購入は通常1ドル=1ポイントですが、セール中は半額の1ドル=2ポイントで購入できます。

ホテルの宿泊料金は繁忙期、閑散期で大きく変動しますが、無料宿泊に必要なポイント数はそこまで大きく変わりません。繁忙期はポイント宿泊の方が安く収まる場合が多いです。

宿泊先によっては必要なリゾートフィーもポイント泊なら無料です。

おわりに

子連れだからこそありがたいヒルトンのエリート会員特典。みなさんも是非一緒にお子さんとの素晴らしい思い出作りを体験していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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