Hola!4児の父・スペイン&フィリピンハーフでトリリンガルのアラン(@sillypiffer)です。
ベトナムのビーチリゾートといえばダナンやフーコックが有名ですが、毎年通うベトナム通の友人達に聞くと口を揃えて「とにかく良いから絶対行きなさい」と答えが返ってくるのがニャチャン。
その理由はダナンよりも綺麗なビーチ、フーコックよりも充実したグルメ、そして何よりホスピタリティの圧倒的な高さとあり得ないほどのホテル価格の安さ。
東南アジアとは思えないほど治安良好で綺麗な街、ニャチャン市内の中でもアクセス抜群のおすすめホテルTUI BLUE ニャチャンをご紹介します!
添い寝条件&こども用アメニティ
基本の添い寝はベッド1台につき11歳未満1名まで。お子さんが小さいうちは予約画面に提示された定員数を越えていても融通が効く場合が多いので、事前にメールで確認してみましょう。
我が家は当時こども4人(12,10,5,2歳)なので、大人4名・こども2名までOKの2ベッドルームスイートに宿泊しました。
キッズアメニティは特にありませんが、貸出ビーチサンダルは小さめの女性用もあるので小学校中学年くらいなら利用できます。
客室のシャンプー類は多様な髪質の我が家全員もれなくパリッパリになるので、大人も持参がおすすめです。
プールは水着の下にスイミングパンツを履いていれば赤ちゃんも入水できます。オムツ用のダストボックスはないので、ゴミ袋も忘れずに。
こども向けのテレビチャンネルは、カートゥーンネットワーク・カートゥーンニト・ドリームワークス・アニマックス・CBeebiesと豊富!
客室
デラックスはシャワーのみ、スイートはバスタブあり。全ての客室が簡易キッチン付きのレジデンスタイプのホテルです。ボトムの客室でも50平米ありますが、5つ星ホテルなのに料金は驚きの1万円以下!
朝食付きの2ベッドルームデラックスクラブスイート・マウンテンビューを急遽アゴダで宿泊の前日に¥17,000で予約。それでも格安ですが、雨季だったのでもっと早く予約していればなんと¥13,000でした…
客室 | 広さ | 価格帯(2024) |
---|---|---|
グランドデラックス/マウンテンビュー | 50平米 | ¥6,700〜 |
グランドデラックス/オーシャンビュー | 54平米 | ¥8,000〜 |
グランドデラックス,クラブ/マウンテンビュー | 50平米 | ¥9,300〜 |
グランドデラックス,クラブ/オーシャンビュー | 54平米 | ¥10,600〜 |
2ベッドルームデラックススイートオーシャンビュー | 108平米 | ¥16,000〜 |
2ベッドルームデラックスクラブスイート/マウンテンビュー | 100平米 | ¥17,000〜 |
2ベッドルームデラックスクラブスイート/オーシャンビュー | 108平米 | ¥19,000〜 |
クラブラウンジがあるわけではなく、クラブルームには以下の特典が付きます。夜遅くの到着だったので、アーリーチェックインもカナッペも利用できずちょっと勿体なかったです。
- 12:00からのアーリーチェックイン
- 14:00までのレイトチェックアウト
- エクスプレスチェックイン
- 朝食
- フィットネスセンター
- カクテル・カナッぺ
2ベッドルームデラックスクラブスイート/マウンテンビュー
リビングダイニングとキッチン、2部屋ずつベッドルームとバスルームがある客室。なんと各部屋に広いバルコニーもあります。大人4名+こども2名まで宿泊可能です。最上階の29階にアサインいただきました!
大きなダイニングテーブル。お花が嬉しい
お菓子と、とても綺麗な字のフロントマネージャーさん直筆のお手紙まで置いてくれていました。リーズナブルすぎて何も期待していなかったので、ささやかな気遣いにびっくり
大きなスーパーも近いうえせっかくの立派なキッチンですが、自炊するより出来てるご飯を買ったほうが安いニャチャン。天国です
大きな冷蔵庫とレンジ、IHコンロもあります。お鍋などの調理器具は常設ではなく必要な場合のみお借りします。
グラス類は上の棚に
マグは下の引き出しに。3in1のインスタントコーヒーと紅茶と一緒に置いてあります。
コンプリメンツウォーターは350mlと小さめなので、家族連れは大きいのを購入したほうが楽。ビーチに持参するにはちょうど良いサイズですね。
部屋に入るとすぐ大きな全身鏡とクローゼットがあります。ここになんと貸出サンダルが。
男性サイズと女性サイズがあるのもありがたい。女性用は小学校中学年くらいから履けるサイズです。
大きなソファとテレビのあるダイニング。コーヒーテーブルも丸みを帯びていて、角っこがないのが幼児連れには助かります。が、3本脚なので倒さないようにちょっと注意。
テレビ下の棚にメモパッド・鉛筆・ホテルインフォメーションなど一通り置いてあります。
大きなデスクとテレビのあるキングベッドルーム。
デスク上にUSBポートあり。
ベッドサイドテーブルは低めなので、ベッドから何か置こうとして落っことさないよう気を付けましょう
こちらのクローゼットにバスローブとセキュリティボックス、貸出用の傘やランドリーバッグを置いてくれています。
ヘアドライヤーもここの引き出しに。ホテル御用達ブランドJVDです。
ちょっと年季は入っているものの、意外と着心地がちょうどいいバスローブ。
あまり雨が降らない地域だからか、傘は新品同様でした。大きくてしっかりしているので、万一の雨天も安心です。
こどもが使いやすそうな棚がたくさんのツインベッドルーム。
こちらにもデスクとクローゼットがあります。
収納スペースがとにかく多いので忘れ物に注意。長期滞在にはもってこいすぎです。
アイロンは常設ではありませんが、リクエストするとお借りできます。
バスルームも2部屋。1室にはバスタブもありますが、こちらのシャワーブースはドアがなく、床が排水とは反対側に傾斜していました。
そのためバスルーム全体の床が水たまりになってしまうので、使用するのはバスタブのみに留めたほうがいいかも。清掃が大変だろうな…
バスタブ側にもハンドシャワーがあるので、小さいお子さんは入浴後そのままこの中でシャワーが無難です。
ただし東南アジアあるあるで、バスタブ内はほぼ清掃されておらず水が真っ黒になりました。一回シャワージェルで洗ってから使いましょう。
せっかくレインシャワーもあるのですが、排水があかんので使わず
2in1のシャンプーは髪の水分全部取り去る系なので、お子さんはもちろん大人も持参がおすすめです。
トイレは小さいお子さんにはフラッシュボタンが押しにくいので、補助してあげましょう。
シンク周りはコンパクトですが、清掃も問題なく清潔です。ただし
排水口は手動で押してクルっと開くタイプなので、使用前に開けるのを忘れずに。
アメニティはしっかり揃っています。バーソープ・歯ブラシ・剃刀・コーム・綿棒・シャワーキャップ。
化粧鏡はこちらのみで、もう1室のバスルームにはありません。
もう1室のバスルームはシャワーのみですが、こちらはちゃんと排水溝に水が流れていってくれました。
ハンドシャワーのホルダーは固定位置を変えられないタイプなので、低学年のお子さんはちょっと大変です。
こちらはシンク周りが広め。アメニティも同じように揃っています。
エアコンはここ!リモコンを手前のセンサーに向けて操作します
そして角部屋なので、客室を囲うようにぐるっと3箇所もバルコニーがあって贅沢!ただし風が強いので、洗濯物は干さないようにとの案内でした。
そんなわけでマウンテンビューでも、
バルコニーからは海が見えます。向かいに見えているのがシェラトンホテルとモール「ゴールドコースト」。
朝食
朝食会場は最上階のレストランかプール横のバーから選択できます。
宿泊客の9割は韓国の方でみなさん早起き。ビュッフェスタイルのレストランはオープン時間から大混雑でした。ゆっくり過ごしたい方はアラカルトですがバーのほうがおすすめかも。
The Restaurant
屋外スペースもありますが、朝は直射日光で暑いうえ喫煙OK。家族連れは屋内が無難です。
品数は最低限ですが、想像していたよりちゃんとしていてびっくり。料金分の価値は充分あると思える内容です。ベビーチェアあり、キッズカトラリーはないのでご持参を。
ヌードルステーションもあります。フォー好きの長男が珍しく箸が進みませんでしたが、フォーっぽくなかったからかも。
お肉料理やイカフライなど、腹持ちのいいメニュー
かつてフランス領だったためバゲットやクロワッサンが現地並みに美味しいと評判のベトナム。ここでもやっぱりベーカリーは人気でした。
焼くのが追いつかないパンケーキ
パンが美味しいのでお世話にならずに済みましたが、シリアルはお子さんが好きなシリーズが揃っていました。
フルーツは少なめ。このラインナップではドラゴンフルーツの減りが早いですよね
デザートはどれも甘すぎず食べやすかったです。
右上のスイートポテトっぽいのと、右下のココナッツ&パンダンリーフのロールケーキが特におすすめです。
1番しっかりしているのではと思ったのがドリンクブース。常にすぐ後ろで絞ってくれているので、ジュースが正真正銘フレッシュ!
ベトナムコーヒーも挽きたて。マイボトルに補充しようとする方が多くて、スタッフさん止めるの大変そうでした…強めの客層だけがちょっと難点です
そしてお茶はなんと、Langfarmが!アーティチョークや蓮・菊の花、ノニの葉など数々の名産品を誇るダラットならではのフレーバーが揃っています。どれも風味豊かでびっくりするほど美味しいので是非試してみてください。
\朝食の様子は動画で詳しく/
The Bar
レストランでの朝食後様子を見に行きましたが、こんな感じでとっても平和だったのでこっちにすればよかった…とちょっと後悔。
メニューはアジアンと洋食から選択できます。美味しいのは間違いなさそうですが、選択肢が狭まるので子連れは非常に迷うところです…
プール
1.3mとちょっと深めのメインプール。奥には水深約0.3mのキッズプール(というよりじゃぶじゃぶ池)があります。小学校低学年にはちょうどいい深さがないので、プールを満喫したいお子さんは浮き輪など持参しましょう。
充分な広さとチェアの数があり、とても綺麗でした。
ユニークな形のシャワーもあります。
キッズプレイルーム
プールの奥にちょこんと構えているキッズスペース。他の利用者がいるとちょっと肩身狭いほどの広さですが、清掃もばっちりで滑り台や充分な数のおもちゃも置いてあり施設的には文句なしの空間です。
あくまでもキッズクラブではなくキッズスペースなのでスタッフは常駐しておらず、空調も消えていたので利用したら消しておきましょう。
表には遊具もありますが、日陰がないので日中は水分補給を忘れずに。
ジム
フィットネスは1回の入場につき100,000VDNですが、クラブルーム宿泊者は無料で利用できます。
最低限ではありますが、機材は新しく快適です。
お隣にはサウナもあり、料金は同じく1回100,000VDN。
ロビー
コンパクトですが圧迫感はなく落ち着いた雰囲気のロビー。フロントスタッフはみなさんフレンドリーでとても話しかけやすいです。
ソファも多いので、家族連れでもゆっくり待っていられます。
かわいいオリジナルグッズの販売も。
ウェルカムドリンクはジンジャーが入っているので、お子さんは好き嫌いが分かれそうです。
アクセス
空港から
カムラン国際空港からの移動は車一択。空港から市内までは約30〜40分ほどです。
ニャチャンではGrabも快適に利用できますが、大人数の家族連れはアクティビティ予約サイトKKdayのプライベートチャーターも確実に事前購入できるのでおすすめ。アプリ内で予約・決済はもちろん、購入後すぐドライバーさんとのチャットもできるので、当日の待ち合わせも安心でした。
我が家が利用したのは最大10人乗車できるミニバン¥4,000。人数によって¥1,900〜利用可能です。
\日本語で安心事前予約/
周辺施設
ビーチ
ビーチまでは徒歩5分ほど。どのホテルもそうですが、信号のない車道を渡らなければならないので慣れていないともっと時間がかかります。
何キロも続くビーチは清掃も行き届いておりとても綺麗ですが、空港近くのカムランやホントレなどの離島に比べるとさすがに透明度は多少劣ります。波も他のエリアより高めなので、小さいお子さんの入水は難しいかもしれません。
綺麗に舗装され常に清掃されている遊歩道を歩くだけでもとても心地良い!カラッとしたニャチャンの気候は雨季でも最高です。
ビーチサイドのサンダルウッドをモチーフにした「トラムホンタワー」内はお土産屋さんなどがあり、目の前の広場はナイトマーケットが開催されるので夜は特に賑わいます。
スーパー
徒歩5分もかからない位置には、ゴールドコーストという絶妙なネーミングのモールが。
その3階には綺麗でフードコートもあるスーパー「ロッテマート」があり便利です。価格も缶ビール1本約¥70と安い!
おすすめレストラン
おすすめのレストランはお近くシェラトンの敷地内にあるPizza 4P’s。日本人オーナーさんによるイタリアンのチェーン店で、日本にも店舗がありますがニャチャン店は同じクオリティのお料理とサービスなのになんと価格は半額以下。ロケーションも最高です。
大人気なので予約が必要ですが、ネットで簡単にできるので安心です。お料理はもちろん、困惑するほど高すぎるホスピタリティとの噂は本当。6人分の席もばっちり用意してくださってました。
オーシャンフロントのテラス席が人気なので、ランチの時間帯は予約が取れませんでした。
ベビーチェア・キッズカトラリーはもちろん、可愛い木箱の中にはウェットティッシュがたっぷり常備されています。こどもは入店できるのかな…と予約前にしていた心配は全くの無用でした。
オーダーと支払いはスマホで。simなど利用していない場合でも、シェラトン内にあるレストランなのでマリオットボンヴォイに無料会員登録しておくとWi-Fiがすぐ繋がりスムーズです。
ピザはハーフ&ハーフも選べるので、食べたいメニューが多すぎても大丈夫。
オーダーが完了すると、「調理中」などの表示も出てくれるので見通しがつきます。これが子連れにどれほどありがたいか…!
こだわりの食材しか使用していない4p’s。自家製ブラータチーズはそのままいただくのはもちろん、蜂蜜をかけると飛ぶほどの美味しさ。もちろんシンプルな3種のチーズピザも絶品でした。
ドライトマトとイカの串焼きが添えられたイカ墨のリゾット。これも自家製のアイオリソースが天才です。
モッツァレラチーズたっぷりのラザニア。ハウスメイドモッツァレラとか言われたら容易にご想像いただけると思いますが、浴びたいほど美味しいよね
デザートも悶絶ものです。「アイスクリームだけ」というメニューはなかったのですが、ダメ元で伺ったらすんなりご用意いただきました。
お冷をちょっとでも飲むと継ぎ足してくれるなど、海外とは思えないほど腰が低くて丁寧な接客に驚きました。ほぼ自家製というこだわり抜いた食材を使用しているにも関わらず、家族全員お腹いっぱいいただいても約¥7,000で収まってしまう価格も衝撃。
各地に店舗拡大しているお店ですが、ニャチャン店はロケーションも接客も特に抜群だそうなのでおすすめです。
おわりに
気候も人もベトナムの中で抜群にあったかいニャチャン。
市内は清掃が行き届いており東南アジアであることを忘れるほどで、ホテルや飲食店のスタッフはホスピタリティが高く治安も良いので家族連れに強くおすすめできるリゾート地です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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