Hola!4児の父・スペイン&フィリピンハーフでトリリンガルのアラン(@sillypiffer)です。
マリオット系列のプレミアムホテル「ルメリディアン」に、朝食付で1泊1万円という破格で宿泊できる場所がタイにあります。
プーケットから1時間、海沿いにラグジュアリーホテルが立ち並ぶリゾート地カオラック。
ルメリディアン・カオラックリゾート&スパでは、格安料金とは裏腹に、ホテルブランドへの期待を裏切らない滞在が待っています!
空港からの移動は事前予約がおすすめ!
プーケット国際空港からホテルへの移動は公共交通機関がないので貸切チャーター送迎が圧倒的に便利!
事前に日本語でオンライン予約ができ、カスタマーサポートが手厚く依頼先とアプリでチャットも可能なkkdayが安心です。
予約前の会員登録を忘れずに!
「マリオットボンヴォイ」の会員になると、12歳以下のお子さん2名まで朝食が無料になるほか、ランクに応じて客室アップグレードやレイトチェックアウトなど様々な特典を受け取れます。
宿泊の際は、ID連携すると対象ホテルでポイントを2重取りできる楽天トラベル経由で無料会員登録しておきましょう。子連れ旅で確実に得するステータスです。
\マリオットボンヴォイ特典もすぐ受けられます/
\マリオットの会員制度はこちらの記事で詳しく解説/
ルメリディアン・カオラックリゾートでは、13時のアーリーチェックインをしていただいたにもかかわらず、生花で彩られたタオルアートとメッセージ、ウェルカムフルーツが。2部屋予約でしたが各部屋に用意されていてびっくりでした!
添い寝条件&キッズアメニティ
添い寝はベッド1台につき1名ですが、ベビーベッドがあるため年齢によってはゲストルーム1室でもお子さん3名まで添い寝可能です。予約前にメールで確認してみましょう。
我が家は当時こども4名(12,10,5,2歳)、事前に問い合わせて2部屋必要でしたがとても快適なコネクティングルームにアサインいただきました。
\詳しい問い合わせ方法はこちらの2項で解説/
キッズアメニティはありませんが、シャンプー類は赤ちゃんも使用して問題ありませんでした。
ネットタイプのベビーベッド。リクエストしなくても設置してくれていました。
ベビーバスをお借りできるので、シャワーのみのゲストルームでも安心。とはいえ子連れは差額の小さい広いバスタブ付きのラージゲストルームを選ぶとは思いますが…
なんと紙おむつまでいただきました!在庫切れでしたが、お尻拭きもあるそうです。
さすがにオムツ用のダストボックスはないので、ゴミ袋を持参しましょう。
そのほか、おねしょパッド・ベビーチェア・おまる・折りたたみ式ベッド・ボトルウォーマー・ボトル滅菌器も。
こども向けのテレビチャンネルがないのだけ惜しいところ。Amazonプライムビデオなどでお気に入りの動画をダウンロードしておきましょう。
客室
ゲストルームはシャワーのみ、ラージゲストルームには大きなバスタブがあります。
6人家族でこどもが小さいのでファミリールームもOKでしたが、ラージゲストルームのコネクティング2部屋のほうが安かったうえ広さもあるのでそちらに決定。
客室 | 広さ | 価格帯(2024) |
---|---|---|
ゲストルーム | 43平米 | 約¥10,000〜 |
ラージゲストルーム | 50平米 | 約¥11,000〜 |
ゲストルーム プールアクセス | 43平米 | 約¥13,000〜 |
ラージゲストルームプールアクセス | 50平米 | 約¥14,000〜 |
スタジオ プールビュー | 63平米 | 約¥18,000〜 |
ファミリールーム | 78平米 | 約¥26,000〜 |
ファミリールーム プールアクセス | 78平米 | 約¥28,000〜 |
ラージゲストルーム(キング&ダブルコネクティング)
潮風で風化した建物の外観とは裏腹に、客室は驚くほど綺麗です。
当たり前のように片方の客室を13時にアーリーチェックインしていただき、もう片方も14時半に入室できました。カオラックのホテル、どこもこんな感じで素晴らしすぎです…
ダブルの客室はベッドをくっつけてくださっているだけでなく、ソファが寝心地ばっちりのベッドに変身していました…!
そしてもう年齢オーバーだったのですが、ベビーベッドも設置してくださっており気配りがすごい
連泊時の清掃もびっくりするくらい綺麗で、ハウスキーパーの優秀さが光っていました。東南アジアのリゾート地とは思えない完璧さです。
このホテルの客室の魅力は、ラージゲストルーム以上に設置されたこの広いバスルーム。
南国はただでさえ貴重なバスタブがこの大きさ!
清掃が完璧なので本当にピカピカ。ブラインドも外側なので清潔。
見ていただきたいのがこの水の綺麗さ。東南アジアのホテルはだいたいバスタブがザラついてて水が黄色く濁るので自分で洗い直す事がほとんどなんですが、ここは本当に綺麗で感動しました!
バスタブにシャワーがあるのでこどもも入れやすいです。
広々としたシンクは高さがなく、大きな椅子もすぐそばにあるので幼児も使いやすいです。パウダースペースがあるのも嬉しい!
アメニティはバーソープ・ボディローション・歯ブラシ・コーム・剃刀・バニティキット・シャワーキャップと一通り揃っているうえ、バスソルトやマウスウォッシュも常設。サニタリーバッグはビニール製です。
シャワーブースも広々、腰掛けるスペースや棚もあって使い勝手が良いです。
水周りはドイツのグローエ。上の取手を引くとレインシャワーに切り替わります。ハンドシャワーの水圧はは3段階調節可能です。
シャンプー類はディスペンサーで、ニューヨーク発のスキンケアブランド・マリンアンドゴッツ。シャンプーはペパーミント・コンディショナーはコリアンダー・ボディウォッシュはセージ。
名前だけだとクセが強そうですが、ハーブや香辛料のツンと来る感じはなく、とても爽やかなルメリディアンオリジナルの良い香りです。赤ちゃんでも問題なく使えました。
ヘアドライヤーはパナソニック。カラッとした気候なのでドライヤーの風量がやさしめでもすぐ乾く!
このバスルームの唯一の難点は、タオルハンガーがトイレのゴミ箱の真上なので掛けたくないことくらい。それ以外は子連れでも本当に使いやすい!
広いバスルームの隣には大きなソファ。ここで寝れるくらい大きくて気持ち良い
ベッドの前にはほぼダイニングテーブルサイズのデスク。更にベビーベッドが置かれていても部屋にはかなりのゆとりがあります。
ベッドに置かれているのはホテルインフォメーション。
借りられる赤ちゃんグッズのほか、1滞在につき1杯バーでいただけるコーヒーサービスの案内もここにあります。
扉が鏡のクローゼット。
アイロン常設です。
貸出ビーチサンダルがあるのが嬉しい!貸出ビーチバッグはありませんが、タオルも冷水も要所要所に設置してあるので必要なし。手ぶらでいいよ、なスタンスで気が利いてます。
バスローブとスリッパはこんな感じ。しっかりした生地ですが、サラッとしていて涼しい!
急なスコールから守ってくれる傘。雨季の宿泊でしたが、朝方30分程度降って地面は速攻で乾いてました。あとはずっと晴れ
ビニール製のランドリーバッグ。
フィリップスのアイロン。リゾート地はサンダルで過ごす事前提なのか、シューミットはなかなか置いてません。
ミニバーには大きな鏡。手書きのメッセージが嬉しい
コーヒーはネスカフェのインスタントでデカフェなし。紅茶類はスリランカ発Vintage teasの香り高いイングリッシュブレックファスト・ジャスミン・ミントグリーンティー。
コンプリメンツウォーターはホテルオリジナルのボトルで安心感。追加も無料でいただけます。
マグカップはロイヤル・ポーセリン、グラスはオーシャン・テーブルウェア。どちらもタイのブランドで、タイで宿泊したホテルはどこもこのコンビでした。
惜しい作りなのがミニバーの扉部分
どっちも開けないと冷蔵庫が開けられないのでちょっとしっくり来ません(気にするほどの事ではないのですが)
中は空っぽなので子連れは安心です。
ベッド周辺は鳥がたくさん。
ベッドサイドの照明はキングとダブルで違いました。キングは鳥籠のようなランプと
こちらのスタイリッシュなランプ。
ダブルは両サイドに置き型のランプ。USBポートが真後ろにあるからちょっとだけ差しにくい
鉛筆とメモパッド。
そして物干しもある広いバルコニー!
網戸があるのが東南アジアでは地味にすごい
コネクトドアも大きいので快適です!
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プール&ビーチ
広い敷地内には本館を挟んで大きなプールエリアが3箇所。営業時間は8-21時です。今回お部屋から見えていたのはプールバーがあるビーチフロントのプール。
水中エクササイズなどのアクティビティがあり、時間帯によってとても賑わいます。
バレーのネットやバスケのゴールも設置されていました。
一方客室に囲まれたこちらのプールはあまり人気がなく、
もう1箇所あるビーチフロントのプールも賑わっていました。
キッズプールがあるのがこちら側のビーチフロントプール。水深0.6mと表記はあるものの、2歳児の肩まであったのでたぶん0.7〜0.8mはある…
そばには不思議な形の椅子
キッズプールのお隣は水深1.2mのジャグジー。メインのプールと繋がっています。
このジャグジー横のチェア、ビーチも見えて良い雰囲気です。
タオルと冷水機が設置されたカウンターは各プールにあります。
プールの奥には広いビーチ。
足洗いの容器はココナッツの殻。おしゃれだけど、持ち手がないので時々水が入って沈んでる
パラソル・チェアは充分な数があります。
とても綺麗な砂浜ですが、チェアの周辺は貝や小石・珊瑚がたくさんあるのでビーチサンダルで来ましょう。
タオルや冷水はもちろん、砂遊び用のおもちゃがたくさん置いてあるカウンターが。かなり快適に過ごせます。
遠浅ですが波があるので小さいお子さんは注意が必要。カオラックで訪れたビーチの中で1番穏やかでした。
適度に木が日陰を作ってくれており、とても過ごしやすいビーチです。
キッズクラブ
託児も可能なキッズクラブ。施設の規模は充分ですが、エアコンが全く効いていないせいかスタッフのモチベーションは低め。
暑いのはもちろんBGMもなく無音の空間なので居心地はいまいち。20分で退散することに…
そんなわけでプールサイドのプレイスペースや、後述するアクティビティラウンジのほうがこども達は楽しんでいました。やっぱりキッズクラブの質はバリが断トツです。
プールの隣には四目並べやジェンガ、丸バツゲームが全部ビッグサイズで揃っています。
みんな大好き卓球やビリヤードも。
チェスもビッグサイズ。海外ホテルにはチェスがある率が高いので、こどもと一緒に遊び方を覚えておくとお友達が出来やすいです。
レストラン
The Nest
ロビー下、ビーチフロントプールの前にある朝食会場のレストラン。屋外席の奥には、「小鳥のためのカフェテリア」があります。
日本語で話しかけてくださる素敵なスタッフさんも。味・メニュー・ホスピタリティ全てのクオリティが高く、質の高い朝食時間を過ごせました。
広いソファ席・ベビーチェア・こども用カトラリーも揃っています。もちろんスタッフもキッズフレンドリー。下げ膳のタイミングもばっちりです。
こどもが好きなブースから。ベーカリーのブースだけでもカウンターが4つありました。
ビュッフェなのにクロワッサンなどが大きくてびっくり!フレンチトーストのトッピングも充実しており、連泊でも飽きませんでした。にくまんも!
パンケーキとワッフルはカラフルなものも。見た目はとってもユニコーンですが味はプレーンカラーと一緒なのでご安心を
ああ、なぜそのドーナッツを取ってきたんだ…。プレーンドーナツはおいしかったです。
ヌードルステーションでは、麺・具材を自分でチョイスできます。
タイは箸がかなり大きいので、幼児はマイ箸や割り箸を持参していると安心です。
子連れの最後の砦シリアルやヨーグルトも充実。
グリルは辛くないものが揃っていて安心でした。ハーブの効いたウインナーも好評。
エッグステーションのエッグベネディクト。タイのホテルのベネディクトはどこも固めでソースは柑橘系でした。
タイカレーのワゴンがかわいい。辛いのは得意ではないのですが、現地に行くとハマってしまうタイカレー…。
スパイシーシュリンプ、スイカとモッツァレラのサラダが美味しかった!ドレッシングやオリーブオイルも充実しています。
ハム・チーズブースにはクリームチーズも。
コーヒーマシンもありますが、こまめにサーブもしてくれます。デカフェもお願いできて授乳中でも安心です。
紅茶類はスリランカブランドディルマのアールグレイ・セイロン・ジャスミン・カモミール・ペパーミント。
スムージーも充実。注ぐのが難しいけどストロベリー美味しかった!
ジュースはオレンジ・アップル・パイナップル。フルーツウォーターも。
甘さたっぷりのタイコーヒー&ティーも。思ってたのより3倍甘かった
雨季だったのでフルーツが甘かった!梨はカットしてサーブしてくれました。
ゲストアクティビティラウンジ
夜はスポーツ観戦を楽しめるアクティビティラウンジ。アナログゲームがたくさんあり、日中はファミリーでも楽しく過ごせます。
ビリヤード・サッカーゲーム
ドミノやジェンガなどのテーブルゲーム。
グローブも置いてある!
映写室では火・木の19時から映画の上映も。
椅子などにUSBポートもあるので充電できるのも安心。
曜日によってムエタイやジェンガ大会など毎日アクティビティが用意されているようですが、予約したうえで開始時刻から20分待っても始まる気配がなく諦めました。東南アジアを感じる…。
アクティビティ一覧はこちらで確認できます
ロビー
このホテルの唯一の難点が、ロビーの暑さ。オープンエアーなのは良いのですが、風が通らない作りなうえ扇風機などもないので何もない屋外より暑い…
リゾート地によくある吹き抜けタイプのロビーとは比べものにならない熱気のこもり具合です。
エリートカウンターだけ冷房ガンガンで曇っている状態なので、フロントスタッフは意識が朦朧としているような状態。これでは良い接客は望めません…
入り口からの順路がカクカクしすぎなのが原因。なぜこうなった
そんな中汗だくなのに爽やかな笑顔でウェルカムドリンクをサーブしてくれたスタッフさん…!口コミなどにも書きましたが、ロビースタッフのお仕事環境が改善されることを切に願います。
ジム
キッズクラブの隣にあるジムはコンパクトで、最低限の器具が揃っています。朝はとても賑わっていました。
敷地が広大でプライベートビーチもかなりの広さがあるので、ランニングにも適したホテルです。
アクセス
プーケット国際空港から
カオラックは自然に囲まれたリゾート地のため、Grabはなく公共交通機関も近郊を走るソンテウ(乗合バス)のみ。
プーケット国際空港からの移動は事前に送迎予約をしておくのがおすすめです。
我が家が利用したのはKKdayの空港→ホテル間送迎サービス。ホテルに直接頼むと約1万円でしたが、大型バンでも約8千円で済みました。
事前に空港の待ち合わせ場所の詳細も伝えて下さっていたので、迷う事なくとてもスムーズに移動できます。
送迎から早速タイらしさ全開のバン貸切で、ドライバーさんもとっても楽しくて優しい方。ガイドツアーのように地理も教えてくださったので、1時間半(ルメリディアンまではおよそ1時間)の移動はあっという間で快適でした。
ホテルからは別のホテルに移動したためフロントで配車。現金のみとのことでしたが、たまたま出会ったホテルマネージャーと話したところ部屋付できました。東南アジアあるあるです。
周辺施設
1時間まで無料のレンタルサイクルは新しくて乗り心地抜群でした!それ以降は1時間ごとに200バーツです。
コインランドリーや近くの人気レストラン「ダブルツリーキッチン」にもレンタルサイクルならすぐ。
クレジットカード決済可能、おしゃれすぎるオープンエアの店内はベビーチェアやロディもありキッズフレンドリー。かなりおすすめです。
ただし道のりはこんな感じ。道路の舗装もしっかりしていて治安も良くジャングル育ちの私としては落ち着く風景ですが、子連れで徒歩だとちょっと遠いのでテイクアウトをお願いしました。
大きなエビモリモリで1品500円ほど。贅沢で美味しかったです!
ダブルツリーキッチンのすぐそばにはクレジット決済可能の広いスーパーもあります。ただしタイのカップ麺はドラえもんシリーズ以外もれなく激辛なので注意。
おわりに
宿泊時はオープンから3年、潮風のせいか外観は実際よりもかなり古く見えたルメリディアン・カオラック。その見た目とは裏腹に驚くほど綺麗な客室が魅力です。
そんな綺麗で広すぎる客室・オンザビーチという抜群の立地・味もホスピタリティも高いレストランでの朝食。
本当に1部屋¥11,000で良かったの…?!と疑ってしまうほど充実した滞在でした。
タイの中でもかなりおすすめできるホテルです。最後までご覧いただきありがとうございました!
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