子連れ海外旅行、トラブルを極力回避する対策7つ

おでかけ
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今日も育児お疲れ様です!旅好き4児の母もざ(@ikuko_moza)です。

どんなに治安が良いと言われている場所でも、言葉が分からなかったり小さい子どもを連れていると海外旅行の不安は拭いきれないもの。

特に日本人は物静かで穏やかなのでスリに狙われやすいという悲しい事実が。 

でも旅行者を狙った詐欺が怖くて海外旅行を踏みとどまってしまうのはもったいない!

この記事ではアジアからヨーロッパまで子連れ旅してきた我が家が、これまで安全に旅を続けてこられた対策や失敗談をお話しします。

安心・安全にお子さんとの思い出作りをしていきましょう!

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現地人に馴染む

まずこれが1番大事な対策です。スリやぼったくりの主なターゲットは外国人観光客。

「えっ、地元民ですけど」というドヤ顔が、かなりの防犯パワーを発揮します。

人間不信で挙動不審な私のような人間にとっては1番の難関ですが、次の下準備をしておくだけでも確実に効果があります。

服装

まずは、できるだけ現地の方々の服装に合わせましょう。

たとえば主人アランの生まれ故郷フィリピンだと、9割の人はボディラインがはっきり見えるタイトなTシャツとジーンズを着ています。笑ってしまうほどみんなこのスタイル。

ラグジュアリーホテルに滞在する時はこの出立ちではまずいですが、街中を散策する時は上記の服装がベストです。 

逆にヨーロッパでピチピチTシャツ&ジーンズはぼったくりの格好の餌食です。

スペインは柄が多め、格好良い装いの方がとても多く、フランスは無地で着回しのきくゆったりした格好が好きなど、同じヨーロッパでも嗜好が全く違うので気を付けましょう。

バルセロナ発ブランドのデシグアルと、ヴェルサイユ発ブランドのアニエスベーで比べると分かりやすいですね。

子どもに関しては、どこに行っても全身キャラクター!の子を見たりするのでさほど気にしなくてもいいかもしれません。

言葉・話し方

現地の言葉を話せれば防犯はそこまで気にしなくても良いですが、なかなかそうもいきませんよね。

言葉は覚えられなくても、それっぽく話しているといいですよ。

たとえばフィリピンだったら「シゲシゲ(うんうん)」と言っておけばなんとかなるんですが、相槌だけでも現地の言葉を覚えておくと良いです。

また、外国人は日本人がみんなアニメ声だと思っている…なんて話も聞くくらいなので、海外では低くゆっくり話すと目立ちにくくなります。

人混みには近付かない

子連れであれば普段から避けるであろう人混み。

東南アジアやヨーロッパでは特に集団スリなどの被害に遭いやすいため、避けましょう。

空間にゆとりのある場所なら怪しい視線を早めに感知し回避することができますが、人が多く子どもから目が離せない状況になると難しくなります。

大人が指揮を取る子どもの集団スリも残念ながら少なくないので、不意に話しかけられたら相手が子どもでもすぐにその場を立ち去りましょう。

行きたい観光スポットは朝のうちに行き、観光客で混雑する日中は公園や広場散策で地元を楽しむのが我が家の過ごし方です。

やたらうるさい客引きはスルー

犯罪ではないのですが、スペインのとあるお祭りで、やたら「うまいよ!食べてって!」と笑顔で声をかけてくる屋台に遭遇。

暑かったこともあり、他の屋台に比べて日陰の席がたくさんあったので思わず立ち止まると猛烈なアタック。

押されると負けてしまう日本人、席に座ってメニューを見せられてからふと、値段が一切載っていないのが気になり…

しかし美食の国だから何でも美味しいだろう、と勧められるまま注文してしまいました。

いざ料理が来てみると、揚げ物はビチャビチャ、子供に出された「フレッシュジュース」は小さな炭酸の缶ジュース…炭酸は飲めないしフレッシュじゃない、と言っても返品不可とのこと。

そして衝撃のお会計。

びっくりするほど美味しくなくて、4品ほどで1万円ほどでした。

スペインはホテルのレストランでも全員お腹いっぱい食べてもそんな額はいきません。

お金の失敗にとどまってよかったですが、缶ジュース800円とは…どうせならもっと美味しいものを食べたかった…

また、やたらフレンドリーに話しかけてくる若い人にも注意。

子どもに話しかけてくるご年配にまで気を張る必要はありませんが、話している間に別の相棒が財布を取るなどの手口が、残念ながらヨーロッパには特に多いです。

日本語で話しかけてくる人もいますが、どこかに一緒に行こうと言われてもついていかないこと。恐喝される可能性があります。

荷物は最小限に

貴重品はポケットやリュックには入れずショルダーバッグやウエストポーチに入れ、できるだけバッグから手を離さない、視界に入る位置に持つこと。、

リュックは背中側にファスナーがあるものなど、背負っている状態では開けられないものがベストです。

我が家は元々持っていませんが、ベビーカーに荷物を乗せて目を離すのも盗られる危険性大です。

日本ではレストランなどの席に荷物を置いて離れても滅多に盗られることはありませんが、他の国では側に座っていても目を離すと一瞬で消える可能性が高いです。

写真や動画を撮るのに夢中になっている間も狙われやすいので、観光スポットでは親が同時に撮影しないようにしましょう。

宿泊先への移動は事前に頼んでおく

空港や駅から宿泊先までの移動は、目の前でない限りは事前に宿泊先のホテルに頼んでおきましょう。

空港にいるタクシーは特に観光客からぼったくる可能性が高く、子連れなら乗るだろうとしつこく客引きしてくるドライバーもいます。

通貨の種類を確認する

物価の安い国では特に気を付けて欲しいのが、

持っている小銭を出して、えーっと、どれがいくらだ…?

と迷う仕草をしていると、すごい速さでボラれるということ。

実際経験してしまったのは、公衆トイレがないのでトイレだけ有料で貸します、という飲食店が多いチェコのプラハ。

コルナという通貨の種類を把握しておらず、財布から手の平に小銭を出して確認しようとした瞬間、店員さんが無言でササッと何枚か取っていきました。

額の高い小銭を全部取られた事に後から気付き、お金の問題というより人としてどうなのよ…と悲しくなってしまいました。

なので、キャッシュレスが主流になってきたとはいえ、どのお札やコインがいくらなのかは把握しておきましょう。

クレジットカードは預けない

ホテルのレストランなら心配ありませんが、お店でお会計をする際レジが見えない位置でクレジットカードを渡すのは極力やめましょう。

フィリピンのモールのレストランで席に着いたままお会計を頼んだ際、カードを預かった店員がなかなか戻ってきません。

近くまで見に行くと慌てふためいていたので、恐らく不正利用を試みていました。

セキュリティの強いクレジットカードだったので大丈夫でしたが、気を抜きすぎたと反省。

悲しいことに母がこの手口で一度不正利用されてしまった経験があります…しかも国内…

便利な防犯グッズ

チャック付きのお菓子袋

キャッシュレスの時代とはいえ、現金を使う場面は海外旅行では意外と多いもの。

ですが、ブランド物の財布は狙われやすいので持って行かないほうがいいです。

現金は、チャックのついたグミなどのお菓子や調味料などの袋に入れておくと盗られません。日本の商品だとなお良いです。

これは使える、というパッケージがあったら、是非洗ってとっておきましょう。

難点は、子どもがお菓子が入っていると思って取り出さないよう気を付ける必要があること。

セキュリティポーチ・ボディバッグ

セキュリティポーチは、とても薄くて服の下にも装着できるウエストポーチ。

スキミングを防止してくれる素材でできており、パスポートがちょうど入る大きさのものが多いです。

そのままお金やカードなどの細かい貴重品を入れられるようにポケットがたくさんついています。

難点は、子どもを抱っこしていると使いづらいこと。そして我が家の場合6人家族なので全員分のパスポートは入りません…

なので我が家は小さめのボディバッグを使っています。前に掛けていれば安心です。

ワイヤーロック

ワイヤーロックは、ワイヤー式の南京錠。スーツケースなどの大きな荷物を、バスや電車などのスーツケース置き場に固定することができます。

子連れだとどう頑張ってもスーツケースから目を離すタイミングがありますが、これがあると空港や駅でも安心です。

小さくてかさばらないので使っていない時も邪魔になりません。

催涙スプレー

我が家は実際に使うことなく済んでいますが、キーホルダーになっている催涙スプレーを鞄の見える所に着けておくだけでも防犯になります。

おわりに

せっかくの海外旅行、常にドキドキしながら過ごしたのでは勿体無いですね。

基本的には、日本にいる時と同じ感覚でいなければ家族連れがトラブルに巻き込まれる事は滅多にありません。

リュックの前ポケットや、ズボンの後ろポケットなどのすぐ取れる所にスマホや財布、貴重品を入れないだけで充分防犯対策になります。

少しでも気を楽に子連れ旅を楽しんでいただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

外務省海外安全情報サービス「たびレジ

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