Hola!4児の父・スペイン&フィリピンハーフでトリリンガルのアラン(@sillypiffer)です。
日本人移住者が多く、お洒落なモールやホテルが続々と開発されているバンコクのトンローエリア。
そんな話題のエリアにオープンしたステイブリッジスイーツ・バンコクトンローは、BTSトンロー駅までの無料送迎・本格的な温泉があり、全客室にキッチン・洗濯機完備のIHG系列ホテル。ペットの宿泊も可能です。
教育がほぼされていないのかスタッフのホスピタリティの低さがかなり目立ちましたが、施設自体は客室も設備もコンセプトもかなりの快適さでした!
ホテルへの移動は事前予約がおすすめ
スワンナプーム国際空港からホテルへの移動は貸切チャーターが便利!
事前に日本語でオンライン予約でき、カスタマーサポートも手厚くアプリで依頼先とチャットが可能なkkdayが安心です。
予約前の会員登録を忘れずに!
IHG One Rewardsの会員になると、系列ホテルで14時までのレイトチェックアウトをはじめ様々な特典を受け取れます。宿泊の際は無料会員登録しておきましょう。
子連れ旅で確実に得するステータスです。
\IHG公式サイト/
\IHG One Rewardsの会員制度はこちらで詳しく解説/
添い寝条件&キッズアメニティ
我が家は当時こども4人(12,10,5,2歳)でしたが、予約前に問い合わせたところ定員4名のファミリースイート1部屋で宿泊OKでした。
お子さんが小さいうちは定員より多くても大丈夫な場合が多いので、メールで事前に問い合わせてみましょう。
ステイブリッジトンローは曖昧な返答が返ってきましたが再度メールを返してなんとか通じたので、くじけずやりとりしましょう。
\詳しい問い合わせ方法はこちらの2項で解説/
キッズアメニティはありませんが、シャンプー類は市販のキッズシャンプーよりも安心のオーガニックブランド。よほど心配でない限りは赤ちゃんでも持参は必要ないと思います。2歳児の髪も肌もサラサラになりました。
プールは水着の下にスイミングパンツを履いていれば赤ちゃんも入水できます。オムツ用のダストボックスはないので、ゴミ袋も忘れずに。
こども向けテレビチャンネルはニコロデオン。
客室
全客室にキッチンと洗濯機が設置されており、長期滞在にも適している客室。使い勝手がかなり良くハウスキーピングはきちんとしていたので、ホテル全体のホスピタリティのなさを割り切れるなら充分おすすめできます。
客室 | 広さ | 価格帯(2024ー |
---|---|---|
スタジオスイート | 28平米 | 約¥13,000〜 |
スタジオスイート 高層階 | 28平米 | 約¥13,700〜 |
スタジオスイート バスタブ | 36平米 | 約¥14,600〜 |
スタジオスイート バスタブ高層階 | 36平米 | 約¥15,400〜 |
1ベッドルームスイート高層階 | 45平米 | 約¥25,000〜 |
1ベッドルームスイートコーナー | 57平米 | 約¥30,000〜 |
2ベッドルームファミリースイート | 56平米 | 約¥30,000〜 |
1ベッドルーム スイートコーナー高層階 | 57平米 | 約¥31,000〜 |
2ベッドルームスイート | 62平米 | 約¥32,000〜 |
2ベッドルームスイート高層階 | 62平米 | 約¥32,500〜 |
2ベッドルームファミリースイート
バスルームやトイレに加えキッチンや出入口もなぜか2つある56平米の家族向け2ベッドルーム。バスタブはありません。
ダブルベッドと、
キングベッドがあります。
ダブルベッド側には大きなダイニングテーブル。
キング側にはソファがあります。
ダブル側のキッチンは電子レンジ・IHコンロ・トースター・シンク完備。洗濯機も家族連れにはとても嬉しい!洗濯洗剤も置いてくれています。
調理器具や食器類も一通り揃っているので完全に自炊可能。徒歩圏内に市場があったら最高だった…!
包丁や缶切り、食器用洗剤・スポンジもあって何一つ持参する必要なし。シンクは蛇口の位置が高いので、水の跳ね返りに注意。
洗濯機横の扉を開けるとゴミ箱が登場します。扉を閉めると蓋されるので安心
キング側のキッチンスペースにも食器が一通り揃い、冷蔵庫が設置されていますが
こんなに大きいのあったら使わないよ…
ダイニングテーブルとキング側のキッチンスペースにはミニバーコーナーがあり、それぞれケトルも置いてあります。コンプリメンツウォーターはゾウさんがかわいいChangの瓶タイプ。追加も無料でいただけました。
オランダ発ブランドの「MOCCONAコーヒー」のインスタントはデカフェあり。紅茶類はスリランカのディルマのイングリッシュブレックファストとジャスミン。
2ヶ所あるバスルームは左右対称で同じ作り。
ニュージーランド発オーガニックブランドアンティポディースのボディローションとハンドソープが設置されています。赤ちゃんから大人まで安心して使用できるブランドです。
その他アメニティは歯ブラシ・綿棒・ビニール製のサニタリーバッグ。施設内に温泉があるので、シャワーキャップはヘアゴムとセットになっています。
ヘアドライヤーはフィリップス。
シャワーブースはドアの高さが低め。大きな棚もあり、ハンドシャワーを固定する位置を変えられるので小学生も使いやすい作りです。
以前滞在したホテルで存在を知りあまりの使用感の良さに購入してしまったほどのアンティポディースのシャンプー。キウイの香りは独特ですが、アジア人の髪に合っています。
これも2ヶ所あるクローゼットは扉の内側が全身鏡。
バスローブは白のしっかりしたタオル生地ですが、スリッパは足が透けて見える薄さ。
アイロン&アイロン台は常設。
メッシュ製のランドリーバッグにはカタカナ表記も。
2台あるテレビ下にはちょうど良いサイズの棚と折りたたみバゲージラックも。それぞれの出入口やバスルームの横にも棚があり、大家族でも充分な収納スペースが揃っています。
各ベッドサイドにアラーム・メモパッド・鉛筆。
照明の後ろにこっそりUSBポートがあります。
子連れには完璧と言える客室ですが、ツッコミ所を強いて挙げるとここ
キッチンのコンセントですが、間隔が近過ぎて一個しか刺せないためケトルとトースターを同時には使えない…
そして一生懸命すぎる日本語の案内「ウェルカムホームとよろし、」
眺めは街中ビュー。宿泊した部屋の目の前は大きな建物を建設中。何が建つのかな?
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プール・温泉・ジム
温泉
このホテルの大きな魅力が施設内にある温泉。撮影はできませんが、日本人でも納得のいくきちんとした温泉でこども達も大満足。
入り口前でタオルを借り、のれんをくぐった先に脱衣所があります。ロッカー・洗面台・冷水機完備で、温泉内はシャワーが3台、シャンプー類や洗面器も揃っています。
プール
広さはそこまでないものの、視界が開けていて閉塞感がないので楽しく過ごせました。シャワーの水の方向が絶妙過ぎて浴びにくいのだけ難点でした。
さりげなくジャグジーもあって気持ち良い!
キッズプールはありませんが、この木の後ろのスペースの水深が0.4mで割と広さがあるのでちょっとは遊べる
テーブル席のそばでドリンクやアイスクリームを販売していますが、スタッフいなくて大丈夫なのかな?
ビューは活気溢れるトンローの街。道路向かいのモール「マルシェ・トンロー」がよく見えます。
ジム
コンパクトで必要最低限という印象のジムですが、なにしろプールと温泉に挟まれているので行き来したらかなり快適そう!
ラウンジ”THE DEN”
宿泊者は24時間自由に利用できるラウンジ。広くて席数も多いので用途に合わせてゆったり過ごせます。コーヒーマシンやディルマの紅茶のほか、クラッカーが常設。
おもちゃや絵本も置いてあり、子どももOKアピールを感じました。画材も置いてあるものの紙はなかったので、利用したい場合は紙だけ持参しましょう。
月・水・金曜日の17:30-18:30は、ソーシャルアワーとしてアルコールの提供やフードプレゼンテーションもあるそうです。
レストラン
“The Coffee Club”
ロビー奥にあり、外からもよく見える朝食会場のカフェレストラン。外観も店内もスタイリッシュですが、ここでかつてない事態に遭遇することに。
朝食
これまで色々なホテルに宿泊してきましたが、「これは無料でもいらなかった」と思うほどの朝食はここが生まれて初めてで20分もかからず退散。これはこれでいい経験でしたが、笑いを求める方以外はせっかく客室にキッチンもあるので朝食は自炊を推奨します…
テーブルに置かれた卵料理のオーダーシートを渡すと、
面倒臭そうに運ばれてきたのは5歳の次男作料理よりも愛嬌のあるこちら
ポソポソで水分持っていかれるパン
カピカピで麺がくっついてる無味のパスタ
頑張って美味しそうに盛ったつもりだけどやっぱり冴えない加工肉
なんとかこどもに食べさせてもいいかな、と与えたのがコーンスープ(おそらくインスタント)とフルーツ。納豆もあった気がします(朦朧)
そんなわけで、急遽駆け込んだ向かい側のバーガーキングで無事生還。
会場のスタッフはもれなくやる気がなく、カウンターに寄りかかりダベっていたりスマホをいじっていたり。何も教えられずいきなり現場に出された、という感じでした。ちゃんと教えればできるだろうに…
LACOL バンコク
雰囲気抜群のルーフトップバー。和食のフュージョン料理も見た目からすごく美味しそうですが、価格は1,000バーツ(約¥4,200)からとこども4人連れにはちょっとアッパーなので断念。
夜景を臨める天井から花々が枝垂れるドーム型の席は、記念日やデートでのディナーに最適です。
辻利トンロー
エントランス横に辻利のカフェがひっそりとあり、欧米の方で賑わっていました。
日本出身の方の口コミだと、ちゃんと我が日本の辻利カフェと同じ味のお抹茶を点ててくれるとのこと。
ロビー
カラフルなのにまとまっているロビー。ワクワクするデザインではありますが、チェックイン時間帯のフロントスタッフは全員ホスピタリティどころか謎に一瞬も笑顔を見せない徹底ぶりでびっくり。お仕事が楽しくないとお互い辛いですね…
朝のスタッフさんは笑顔で挨拶してくれた方もいたので、当たり外れが激しいと覚悟しておくと気が楽かもしれません。
清掃スタッフは誰にも見られていない時も笑顔をキープ、客室や施設も綺麗でした。えらいぞ
ビジネススペースにはiMacが2台。
コンビニスペースや、Grab foodのデリバリー受け取りカウンターもありました。
スタッフのホスピタリティに関しては割り切ってしまえば良いのですが、ロビーでもう一つ気になったのが客層。
どう見てもカップルではない歳の離れた男女の宿泊者が非常に多く、げんなりしました。プールや温泉などの施設では遭遇しませんでしたが、これがスタッフのやる気のなさの原因かも…と思ってしまうほど。東南アジアの深い問題を垣間見てしまいました。
アクセス
空港から
滞在時の最寄りのBTSトンロー駅はエレベーターもなくエスカレーターも故障中。バスもハードルが高く、こども&荷物を抱えて歩くにはホテル周辺の道は舗装が甘く不安定。
ホテルまでの移動は配車も支払いもアプリ内で完結するGrabを強くおすすめします。会員登録時にSMSの受信が必要なので、日本にいる間に済ませておきましょう。
スワンナプーム空港・ドンムアン空港からはともに車で1時間ほど。スワンナプーム国際空港のGrabのピックアップポイントは1階4番出口を出るとすぐですが、屋根がなく混雑しているためできるだけ空港内で待機しましょう。
Grabアプリにはチャット機能もあるので、少し離れた位置に来てもらうとスムーズ。ドライバーさんの案でポイントから見える白いテントで合流しました。
よりスムーズで確実な移動なら、KKdayの空港送迎サービスも便利。日本語対応で事前決済でき、選択できる車種も豊富なので安心です。貯まったポイントで他の移動やアクティビティの購入もできます。
トンロー駅
最寄りのBTSトンロー駅とホテル間を無料のトゥクトゥクが運行しています。走ると回る風車がかわいい。
数多くのホテルが立ち並ぶトンロー駅周辺ですが、小さい子連れで歩くにはフィリピン育ちの私でも少し緊張感が走る東南アジアらしい雰囲気。
子どもと入りたいようなお店もないので、子連れでの散策はあまりおすすめしません。
周辺施設
目の前の「マルシェ・トンロー」はスーパーTopsも入っているモール。
目と鼻の先なのに、渡るのが至難の業の道路に隔てられています。
緑が多くとても凝ったデザインなので撮影を楽しむ観光客は多かったのですが、入っているテナントは少なめ。ショッピング目的だと物足りないかもしれません。
スーパーはデリコーナーがなく、せっかく客室にキッチンがあるのに外食した方が安く済んでしまうほど食材の価格も高めでした。
おわりに
コンセプトや施設の作りがとても楽しい雰囲気で、客室も広くて使い勝手が良いので、こども達のクリーンな目で見れば完璧だったステイブリッジスイーツ・トンロー。
スタッフの応対を気にせず割り切ってしまえばとても快適に過ごせるホテルです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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