マレーシア|ACホテル・クアラルンプール|子連れ宿泊ブログ

クアラルンプール市内へのアクセスも良く、キャッシュでの料金はもちろん必要ポイント数の少なさがお財布に嬉しいACホテル・クアラルンプール。

深夜到着のため寝るだけの予定だったホテルですが、マリオット系列ならではのホスピタリティの高さで結局時間が足りなかったと思わせる快適さでした。

市内観光目的の方はもちろん、飲食店やスーパー・コンビニなども整っているオフィスエリアなので、静かにゆっくり仕事したい方に特におすすめのホテルです。

予約前の会員登録を忘れずに！

「マリオットボンヴォイ」の会員になると、系列ホテルで12歳以下のお子さん2名まで朝食が無料になるほか、ランクに応じて客室アップグレードやレイトチェックアウトなど様々な特典を受け取れます。

宿泊の際は、ID連携すると対象ホテルでポイントを2重取りできる楽天トラベル経由で無料会員登録しておきましょう。子連れ旅で確実に得するステータスです。

＼マリオットボンヴォイ特典もすぐ受けられます／

＼マリオットの会員制度はこちらの記事で詳しく解説／

添い寝条件&こども用アメニティ

添い寝はベッド1台につき1名まで。我が家は当時こども4人(12,10,5,2歳)でデラックス2部屋の予約が必要でしたが、とても快適なコネクティングルームをご用意いただきました。

お子さんが小さいうちはベビーベッドなどで融通が効く場合が多いので、予約前に問い合わせてみましょう。

＼問い合わせ方法は2項で解説／

キッズアメニティは特になし、客室のシャンプー類は肌質によっては合わないので持参が安心です。

オムツ用のダストボックスはないので、赤ちゃん連れの方はゴミ袋を忘れずに持参しましょう。

ACはビジネスマン向けのイメージがあるブランドですが、キッズプールもあり家族連れでもアウェー感はなく楽しく過ごせました。

客室

ACホテル・クアラルンプールの客室カテゴリーは以下の通りシンプル。キャッシュはもちろん、ポイント泊が安い事で定評があります。リノベーションしているので施設はピカピカ。

コネクティングルームはキングとダブル1室ずつのホテルが多いですが、ACホテル・クアラルンプールは両室キングだそうです。

客室	広さ	価格帯(2024)
プライム デラックス	28平米	約¥8,900〜
プレミアム (高層階)	28平米	約¥9,900〜
ACスイート	56平米	価格記載なし アップグレード用？

公式サイト

アメニティ

シャンプー類はマレーシア発、女性や子ども達をサポートするために設立されたブランドMangosteen。シャンプーはキュウリ&ミント、コンディショナーはスイカ、シャワージェルはポメロ(ブンタン)。コース料理のように香りを楽しめるごきげんなバスタイムを過ごせます。

シンクに設置されたハンドウォッシュは爽やかな甘さのホワイトティーの香り。

その他は分かりやすくかわいいボックスに入った歯ブラシ・綿棒・コットンと最低限です。

歯ブラシはブラシ部分が大きめなので、お子さんはもちろん女性も持参したほうがよさそうです。

プレミアム(コネクティングルーム)

デラックスの予約でしたが、最上階(16階)角部屋のプレミアムルームにアサインいただきました。

両室大きなキングベッドのコネクティングルーム。1室の広さは28平米ですが、無駄な家具がなくすっきりしているので家族連れでも全く狭さは感じませんでした。

コネクトドアの大きさも充分です。

窓際のソファは昼間座ってたら寝てしまいそうな居心地の良さ

ACホテルブランドらしさを感じるデザインのミラーがアクセントになっています。

USBポートはベッドサイドテーブル上に2つ。メモパッドと鉛筆もシンプルでスタイリッシュ。さすがにエアコンだけは昔のままのようですが、空調は全く問題ありませんでした。

サイズとデザインは本当にちょうど良いデスクですが、テレビ下にあるので子どもが眠るまでは使えず

そしてUSBポートもないので充電しながらの作業もできずでした…

バスルームもリノベーションされたばかりでピカピカ！

ですが所々年季が入っている設備も。ヘアドライヤーは壁に固定されていて、スイッチを押している間のみ動くタイプ。

シャワーブースにはレインシャワーも。水圧は市内と比べるとかなり優しめです。ハンドシャワーの固定位置は変えられますが、ホルダーの移動はロックを外してもなかなか力が必要だったので、お子さんが利用する時は先に動かしてあげましょう。

シンプルなミニバーと空なのがありがたい冷蔵庫。間にセーフティボックスが設置されています。

瓶タイプのコンプリメンツウォーターは追加も無料でした。紅茶はマレーシアブランドのBOH、コーヒーはネスカフェのインスタント、デカフェはなし。

ケトルはマレーシア・プタリンジャヤ発のホテル向けブランドのswissman。使い勝手はともかくシンプルでかわいいデザインのブランドです。

オープンタイプのクローゼットは大きなキャリーケースを開いたまま置ける広さなので、部屋のスペースを取らずに済むのが嬉しい

横の細いスペースにぴったりアイロンが収納されています。無駄のない作りです。

アイロン台は新しそうなswissmanですが、アイロン本体は年季が香るパナソニック。ギャップがいいね

ビニールタイプのランドリーバッグが2枚。巾着タイプですが持ち手部分が破れやすいので、6人家族の洗濯物には耐えきれませんでした

スリッパの履き心地はほぼ床なナチュラルさ。バスローブはないのでパジャマのご持参を。

大きな全身鏡はバスルーム横にあります。

客室からの眺めはステーションビューではなくお隣のレジデンスビュー。奥に三角屋根が可愛い劇場が見えます

雨季なのでずっと雨か曇り。右手のムルデカタワーはてっぺんが隠れていました。

プール

3階にある、ホテルのキャパに対して充分な広さのプール。水深0.6mほどのキッズプールがあるのが嬉しい！

…と思いきや、メインプールの水深は1.5mと深め。小さいプールでは物足りない小学生のお子さんと利用したい場合は、浮き輪などを持参しましょう。そして雨季はあまり晴れず水温が低いので、大人は覚悟して臨む必要があります

貸出タオルとフルーツウォーターサーバーあり。タオルは客室まで羽織って行ってOKだったので、子連れは助かりました。

プールからはモノレールがよく見えます。乗り物好きは大喜びです。

レストラン

ACキッチン

朝食会場はロビー奥のレストラン「ACキッチン」。就寝したのが午前4時過ぎ、朝食は完全に寝過ごしてしまいました…ごめんなさい。また次回！

レストランの空間はコンパクトで席と席の間が狭く、ビュッフェ台のスペースも少なめな印象です。

ACラウンジ

こちらもロビー奥に構えるバー。マレーシアはお酒が高いからか、なかなか利用している方は見かけませんでした。ゆっくりお酒を楽しめそうですね。

ロビー

コンパクトながらもACホテルらしいモダンなデザインで子連れでも落ち着く空間のロビー。

奥にはビジネススペースはもちろん、ゆっくり過ごせる読書スペースも。

アクセス

空港から

列車の駅、バス停ともにホテルの真裏にあります。こどもの足でも5分程度です。

列車で移動する場合、空港→ACホテルまでは特急利用で1時間ほど。

交通機関が整っているクアラルンプールですが、大きな荷物&子連れの方はドアtoドアで済むタクシーアプリGrabを利用するのがベスト。

日本の配車アプリと同様に、アプリ内で降車地指定・支払いが完結するので安心です。SMS受信が必要なので、会員登録は日本にいる間に済ませましょう。

クアラルンプール国際空港で乗車するのは1階の車寄せですが、空港1階のWi-Fiは弱くほぼ繋がりません。SIMなどを利用しない場合は2階のエレベーター付近で配車して、車が近くまで来たら降りるとスムーズ。

深夜到着などでその場で配車できるか不安な場合は、事前に日本語予約できる空港→市内の貸切送迎チャーターも便利で安心。

クアラルンプール国際空港からACホテル・クアラルンプールまでは渋滞のない深夜の時間帯で約50分ほどでした。

周辺施設

ホテル周辺は深夜でも安心して歩けたほどの治安の良さ。飲食店やコンビニなど一通り揃っており不便はしませんが、徒歩圏内に観光スポットは特にありません。逆にローカルを味わいたい方や、静かにリモートワークする方にはかなりおすすめです。

ホテルの周辺は地元の方で賑わうお店が並び、

目の前の川の向こう側はオフィス街です。

橋を渡ってすぐ、大きめのスーパー「Mahhas food」もあって安心。

スーパーの向かいに銀行もありますが、ATMはデビットカード非対応でした。コンビニのATMも動いてなかったので、現金は空港で下ろしておくのが無難かも。

近くのコンビニの店員さんがとてもフレンドリーでした。さすが世界のセブンイレブンです。

おわりに

午前3時頃の到着でしたが、フロントスタッフもベルボーイも爽やかな笑顔ととても丁寧な接客で迎えてくれたACホテル・クアラルンプール。

施設は最低限かもしれませんが、休むだけなら充分すぎるほどなうえ「さすがマリオット系列！」と安心させてくれるホスピタリティの高さ。とても快適な滞在でした。

是非また利用したいホテルです。最後までご覧いただきありがとうございました！