
Hola!旅好き4児の父・スペインハーフのアラン(@sillypiffer)です。
小さな子を連れてヨーロッパなんて行けるかな?という親御さんは多いかと思いますが、当時3歳自閉症の長男、1歳の長女を連れても安心して旅ができた街のひとつがバルセロナです。
スペインがヨーロッパの他の国と比べて安心なのは、オラ!とグラシアス!さえ言えば強面のおじさまでもだいたい笑顔で返してくれること。
英語もホテルやレストランならほぼ通じるし、バルセロナは港町なので、他人種に対しての偏見も感じません(内陸はけっこう人目が痛い地域があります)。
ファミリー向けのアパートホテルが圧倒的に整っているので宿泊も快適です!
実際に2週間滞在して分かった、子どもとのバルセロナの楽しみ方をまとめたので、旅の参考にしていただけると幸いです!
移動は家族みんなでこれ1枚!T70

バルセロナが家族連れにおすすめな理由の大きな要因は、移動の快適さ。地下鉄やバス、路面電車など交通機関が充実しており、チケットの種類も豊富なのでニーズに合わせて選択できます。
ファミリーにはおすすめなのは、駅ならどこでも簡単に買えて、名前の通り70回地下鉄・トラム・バスに自由に乗ることができるT70というチケット。
30日間有効、複数人での使用が可能、これ1枚で家族全員移動できるのでとても便利。1回券2.2€に対し60.9€という半額以下の安さ!

紙がペラペラなのと、日時の刻印の雑感がスペインらしくて好き。

使用できる範囲はゾーンごとに区切られていますが、バルセロナは同じゾーンに観光地が集まっているので観光したい場所に1枚で全て行くことができます。

使い方は、乗車時に人数分の回数を改札や車内の機械に通すだけ。改札の時は、1人通ったら次に通る人に渡すちょっとアナログスタイル。
75分以内の乗り継は無料なのもありがたい!無賃乗車と思われないようにチケットを機械に通す必要はありますが、回数は引かれません。
70回は、4人だと1週間でちょうど使い切るくらい。滞在が短ければ10回利用できるT10(10.2€)や、エル・プラット空港から市内の移動にも利用できる1〜5日間乗り放題のHola バルセロナカードも便利です。
- サグラダファミリア:
- BCTE路線→Sagrada Família駅
- 19、33、34、D50路線→Mallorca-Marina駅
- グエル公園:116路線→Park Guell
- バルセロネータ:47、59、D20、N12、N28路線→Platja de la Barceloneta
ホテル
宿泊してよかったホテルをご紹介します。どこもアクセスがよく英語OK、キッズフレンドリーです。当時子ども2名でしたが、大人2名1部屋の予約でOKでした。
カプリバイフレーザー

立地も抜群のアパートホテル、カプリ・バイ・フレイザー・バルセロナ。バスやトラムの駅も近く、バルセロネータやサグラダファミリアも徒歩圏内。後述するイルミネーションイベントも目の前です。

C/ de Sancho de Ávila, 32, 08018 Barcelona
- 地下鉄:L1路線→Marina駅
- バス:7、H12、N2、N7、X1路線→Gran Via-Padilla駅
客室タイプ | 広さ | 価格帯 |
---|---|---|
スタジオ・デラックス | 28平米 | ¥10,000〜 |
デラックス・アパートメント | 40-45平米 | ¥12,000〜 |
スペインがファミリーにおすすめな理由は、ここのような格安&綺麗なアパートホテルが欧州の中でも圧倒的に充実していること。
現地の生活を満喫できるのはもちろん、ハウスキーピングもあるのでホテル並みに快適です。

部屋のキッチンには調理器具や食器類完備、大きな冷蔵庫もあります。

無料で使える広いランドリールームも!

自由に使えるジムまであります。

ジムとランドリーの階には休憩スペースもたっぷり。

スーパーも徒歩圏内。現地の食材を買ったり料理するのはレストランでいただくより楽しい!

冷蔵庫も大きいから飲み物もまとめて買えます。


reservations.barcelona@capribyfraser.com
Wバルセロナ

バルセロネータのシンボルともいえるWバルセロナ。
当時マリオットのステータスは持っていなかったのにも関わらず、初めての宿泊で子連れというだけでコージーからスタジオスイートにアップグレードしていただき感動!
フロントスタッフさんが美男美女揃いで、みなさん子どもに優しかったです。
客室タイプ | 広さ | 価格帯 |
---|---|---|
コージー | 39平米 | ¥50,000〜 |
ワンダフル | 40平米 | ¥68,000〜 |
ファビュラス | 40平米 | ¥77,000〜 |
スタジオスイート | 60平米 | ¥108,000〜 |
クールコーナースイート | 69平米 | ¥148,000〜 |
マーベラススイート | 80平米 | ¥223,000〜 |
スペクタキュラースイート | 98平米 | ¥290,000〜 |
WOWスイート | 177平米 | ¥459,000〜 |
エクストリームWOWスイート | 293平米 | ¥1339,000〜 |
マリオットボンヴォイのエリート会員になると、12歳以下のお子さん2名まで朝食が無料になるほか、客室アップグレードやレイトチェックアウトなど様々な特典を受け取れるので宿泊の際はぜひ無料会員登録しておきましょう。子連れ旅で確実に得するステータスです。
\マリオットボンヴォイの会員制度はこちらで解説/

オーシャンフロント万歳!水温が高めなので12月に行った時も全身海に入ってる方がいました。長男も服のままドボン…

Plaça Rosa Del Vents 1, Final, Pg. de Joan de Borbó, 08039 Barcelona
バス:V19路線→Pl Rosa Dels Vents駅
至福の寝心地シモンズベッド。枕もフッカフカです。向かいの壁は全面鏡。

広いリビングスペースには丸バツゲームが置いてあります。


バスタブはベッド横、そして壁はやっぱり全面鏡。さすがホテルコンセプトがSexyなだけありますね。


トイレのドアはもちろんスケルトン

テレビは小さ目、ヨーロッパ人は見る習慣がきっとないのでしょう(キッズチャンネルは一日中ドラえもん放送してた)!
デスクにはファッション誌、ポストカードやポストイットなどのステーショナリーも充実していました。


ピンクの歯ブラシ。スペインはブラシ部分がとても大きいので使えませんが、かわいいですね!
アメニティ類もビッグサイズ、洗顔料やボディバターまでありました。

ソーイングキットすらかわいい

コンプリメンツウォーターがソラン・デ・カブラスだったり、部屋に常設していないケトルを頼んだだけでオリジナルクッキーやティーフォルテの紅茶を一緒に持ってきてくれたり…

立地だけでなくホスピタリティも素晴らしいです。最上階はクラブですが、子連れでも安心して宿泊できます。文句なしにオススメです!
wbarcelona.reservations@whotels.com

フォーポイントバイシェラトン

部屋は狭く寝るだけ!という感じのフォーポイント・バイシェラトンですが、価格が安く立地が抜群なので1日出歩くなら最適。
目の前に大きなショッピングセンターCarrefour(地元の方はカレフルと連呼してました。日曜定休)がありとても便利です。
Av. Diagonal, 161, 163, 08018 Barcelona
- 地下鉄:L1路線→Glories駅
- バス:H12路線→Gran Via-Llacuna駅
客室タイプ | 広さ | 価格 |
---|---|---|
プレミアム | 23平米 | ¥14,000〜 |
クラシック | 23平米 | ¥15,000〜 |
エグゼクティブ | 29平米 | ¥16,000〜 |
コーナー | 29平米 | ¥17,000〜 |
プリファード(高層階) | 23平米 | ¥17,000〜 |
フロントの方の美人率が高いのが私的にとてもプラスでした。部屋には持ち帰りOKのファッション誌を置いてくれています。
reception@fourpointsbarcelona.com

ジュムバルセロナ・ポブレノウ

2月には夜のイルミネーションイベントが毎年行われており、地元の方しかいないので、観光地のガヤガヤが苦手な我々にはとてもいい思い出になりました。

街全体のイベントなので、混雑しておらず子連れでも安心です。



- BCTE路線→Glories Torre Agbar
- 192、V23、X1路線→Badajoz – Diagonal
遊具が楽しい

バルセロナはちょっと歩くとすぐ公園があり、柵できちっと囲ってある赤ちゃん・幼児向けエリアと、日本だったら撤去されてしまいそうなハードな遊具が多い小学生エリアを分けてくれているのが主流。
どの年齢層でも快適に遊べるのが嬉しいです。

子ども達お気に入りのシウタデリャ公園は、広い敷地に広い芝生や遊具、ボートに乗れる池も。

敷地内にあるバルセロナ動物園だけで13ヘクタール(東京ドーム3個分)という広さ!イルカショーも見られる大きな動物園です。公園が楽しすぎて辿り着けませんでしたが…。

公園以外にも、広い歩道の真ん中に遊具があったりベンチが多かったり、子どもやお年寄りに優しい印象です。


本当に快適なので、気付いたら公園だけで1日過ごしていた…
- B20、B25、H14、H16路線→Pg Pujades – Parc de la Ciutadella駅
- BCTO路線→El Born-Ciutadella-Zoo
サグラダファミリア前にも絶景の公園がありますが、絶景が故に朝以外は観光客だらけでゆっくり遊べません。

でも大丈夫!有名な生誕のファザード(ガウディデザイン)側ではなく、反対側の受難のファザード(スビラックスデザイン)側にも公園があり、こちらはとっても広くて落ち着いています。
サグラダファミリアで感動した後は、こっちで遊ばせてあげましょう。


チュロス屋さんはここ!
スペインに来たら絶対食べたいスイーツといえばチュロス。おすすめのお店はサンタエウラリア大聖堂近くのシュールリア・ライエタナです。

土曜日は定休日。

リーズナブルでおいしい揚げたてチュロスがいただけます。コーヒーやジュースもこの安さ!

ご家族で経営なさっており、お父さんと語るために常連さんがカウンター席にギュウギュウに。なので後方の席は空いています。



観光客にも人気ですが、地元の方だらけなのが魅力です!
近くの大聖堂前の広場も子ども達は大好き。12月にはクリスマスマーケットも催されます。

- BCTE路線→Catedral-Goticc
- 47、N8、N28、V15路線→Via Laietana – Pl Ramon Berenguer
パエリアの美味しいお店はここ!
パエリアはバルセロネータのエル パシフィコがおすすめです。店員さんが英語バッチリで子どもにもとても優しい!テラス席もあるので子連れでも入りやすいです。

バルセロネータはお手洗いがなかなかないので、このお店でお食事をいただいて、綺麗なお手洗いをお借りしておくと安心です。


海辺でのレモネードとサングリア。最高です。


近くにあるバコアバーガーは今までの人生でいただいたハンバーガーの中で1番美味しかった!ロケーションも最高だし、こちらの店員さんも英語バッチリ、注文の仕方も丁寧に教えてくれました。

市場で美食を堪能

美味しいお惣菜が勢揃いのスペインの市場。生ハムはパックされているものよりも、その場で切ってもらうほうが味も価格も断然いいです!
どのくらい?って訊かれたら、「シエングラモスポルファボール」って言えばちょうどいい感じ量を買えます。

チーズが大好きな長女と嫁は狂喜乱舞。大きい・安い・美味しい!冷凍して持って帰れるので、いいお土産になりました。
チーズが好きな方は、キャリーケースに保冷剤を入れて持って行き、冷凍して持って帰りましょう。

スペインのパンは日本人には重たくて消化できないドイツなどのものとは違ってとても柔らかく、子ども達でも食べやすいです。
そして大きなフランスパンが1本1€!幸せ!

素揚げしただけですごく美味しいピーマンは是非食べてみてください!ピミエントス・デ・パドロンはスペインで定番のタパス。
外見はシシトウっぽいですが辛さどころか甘みが強く、ピーマンが苦手だった子ども達もモリモリ食べていました!

バルのメニューに必ずと言って良いほどありますが、市場で買ってアパートホテルで自分で揚げただけでも本当に美味しかったです。
生ハムの一口サイズコロッケ、クロケタ・デ・ハモンも市場なら揚げたて!

観光地として有名なサンジョセップよりも、エウラリア大聖堂近くのサンタカテリナ市場や、バルセロネータ市場のほうが落ち着いており、ローカル感が強くてオススメです。

ちなみにスペインの市場は日曜日は定休、月曜日は前日が漁師さんがお休みなので鮮魚がありません!


日曜日は大型スーパーなどもお休みなので、ご注意ください(何回も失敗してます…)。
カフェはここ!

スペインの伝統菓子のお店カエルンは、ショーウィンドゥを見てしまったらスイーツ好きは入らずにはいられません。

観光客に人気なので、こちらのスタッフさんも英語OK。ここから選んでそのまま目の前でサーブしていただけます。


修道女さんの昔ながらのレシピのお店で、お土産用のお菓子も購入できます。

店内はコンパクトなので、小さい子と行く場合は公園で遊ぶなどの要求を満たしてあげてから来ないと落ち着かないかもしれません。

なんとガウディのカサ・バトリョの中にもチョコレートカフェがあります!テラス席にはブランコのイスも。


カサ・ミラ内のレストランでもお茶を楽しめます。パン・コン・トマテが美味しかった!


水道水は飲める?
水道水が飲めるかどうかは、海外に行く上で気になるポイントです。スペインは、飲めます!子どもよりお腹の弱い嫁でも問題なく飲めます!
また、以前はレストランでお水が欲しい時は飲料水の購入が必要なお店が大多数でしたが、ペットボトルごみ削減のため2022年に法律でお冷の無料提供が義務付けられました。
お冷が欲しい時は、”Un vaso de agua , por favor”(ウン バソ デ アグア、ポルファボール」と言いましょう。

我が家の場合は6人なので、”Seis vasos”(セイス バソス)です。
船でパルマ デ マヨルカへ

バルセロナから船でマヨルカ島へも行きました。



マヨルカ島で気を付けたいのが、貴重な交通手段のバスの本数が少なく、料金が高いこと。
やっと来たバスが待っている人がいても「満員でもう乗れないから」とバス停をスルーしてしまうこともあるので、中心部を観光したい方には奥地のホテルは不便です。
宿泊したのはガッツリ中心地から離れたサフィロパルマノーヴァ。

フロントスタッフがとても親切で、大きなプール、コインランドリー、プレイエリアもあり、海やスーパーマーケットも徒歩圏内なので、バケーション目的であれば文句なしのホテルです。

目の前にあるベーカリーでマヨルカ名物エンサイマーダを。フィリピンにもあるのですが、僕はフィリピンのほうが好きかなぁ。

目の前の海は砂浜も綺麗で冬でも暖かい!

プールサイドのベッドも最高です。

部屋には気持ちのいいテラスも。


走り回れるほどの広さと落ち着いたインテリア。


有名なソーイェルまではバスで。




ナランハ(オレンジ)が甘くてとても美味しくて、かじりながら歩いている方もいました。自然がいっぱいで気候も良いのでお散歩に最適です。



乗り継ぎ便で行こう

バルセロナへはいつも子ども達が大好きなエミレーツ航空を利用しています。子ども最優先な航空会社で、エコノミーでも8時間余裕で過ごせる快適さ。
直行便だと14時間飛行機に乗り続けなければならないので、乗り継ぎ便を選び中間地点の空港で思いっきり遊ばせてあげるのがおすすめです。
エミレーツのキッズファーストっぷりはこの子ども向けアメニティの量で一目瞭然。

ショルダーバッグ・保冷ポーチ・折り畳み水筒・バッグチャーム・パズル付ボールペン・大人でも面白いロンリープラネットの冊子やアクティビティブック…などなど。
ブランケットもかわいいバッグ入りで持ち帰ることができます。しかも全て種類豊富。

アメニティやアクティビティが豊富なだけでなく、CAさんがいっぱい遊んでくれたりお菓子をくれたり。
赤ちゃんのベビーベッド(バシネット)だけではなく、お尻拭きやスプーン、ベビーローションのセットまで用意されている徹底ぶり。

空港のトイレはあまり綺麗じゃなかったり、おむつ替え台の高さが高すぎだったりはしますが…子どもが何時間でも遊べる広いプレイエリアがとにかく魅力!
ハブ空港なのでトランジット中に色んな国の友達ができるのも嬉しいです。
機内食もおいしいので、子どもがどれも食べてくれない…と困る事もありません。


出発前に持っていくといいもの

現地調達が難しいものはそんなに多くないですが、スペインに子連れで行く際事前に持っていると安心なものをピックアップしました。
歯ブラシ
スペインの歯ブラシは子ども用でもかなりブラシ部分が大きいです。子どものものは特に、必ず持っていきましょう。
紙おむつ
現地で売っているものも質はそこそこなのですが、何しろ価格が高いです。
12月でも海に入れる暖かさだったので、思わずドボンしてしまった場合も考慮して多目に持っていくと安心。
また、おむつ用のダストボックスがホテルにも外出先にもほとんどないので、ゴミ袋も持っていきましょう。
保冷剤
チーズやバター、パンなどを冷凍して持って帰りたい方は持参しましょう。本当に美味しいから!現地でも手には入りますが、売り場が見つけられない時もあるので。
ウェットティッシュ
子連れなら普段から持っている方が多いと思いますが、日本に比べ飲食店やお店でもらえる所が少ないので、気持ちいつもより多めに。
食べ物はいらなかった
子どもがグズったら困るから…とパンやお菓子を持って行こうと思うかもしれませんが、スペインのほうが圧倒的に美味しいのでいりませんでした。
我が家は逆に帰国後皆食欲がなくなり困りました…。
お米に関してもパエリア用だけでなくグルテンフリーが進んでいるため、イタリア産のものが多く販売されています。
意外と日本のお米と近い味や食感で美味しいので、アパートホテルに滞在予定なら日本から持って行かなくても大丈夫です。
飛行機でも子どもが眠たがっているとCAさんがアイスクリームやスナックをくれたり遊んでくれたりCAさんの休憩スペースに連れて行ってくれたりもしました。
ただし例外として離乳食はほんとに変わった味なので、持参したほうがいいと思います。
治安はどうなの?

港町だからか外国人に対しての偏見はあまり感じないバルセロナてすが、中心地を離れ少し奥に行くとカタルーニャ語だけの地域もあり、せめてスペイン語を片言わからないと買い物しづらいかな、という程度。
2度目に訪れた際にこりゃ変わったな、と思った点が、露天商の急激な増加です。
駅や広場、モールの前の遊歩道…とにかく増えました。極力避けていましたが、駅構内では避けきれずドキドキ通らなければならない箇所も。
踏んづけない限りは無理矢理買わされるというような事はありませんが、許可は取っていないようで急に店じまいして逃げ出している姿も見かけました。
子どもに説明しにくいし、あまりにも多いとちょっと気分が下がってしまいますね。彼らも死活問題でしょうから、難しい問題ですが…
それから観光の中心地ではスリが多い、という話をききますが、フィリピンの貧しい地域で幼少期を過ごした私と究極の人間不信の嫁は、何度か訪れて2週間ほど滞在しても被害に遭ったことはありません。
逆に子どもが落とした靴やおもちゃを拾ってもらったりでした。
現地のかばん屋さんで気づいたのは、背負っている状態だと開けられないリュックが多いことです。背中側にファスナーがついていたり、肩紐がファスナーの上を通っていたりします。
楽しいので、現地調達も有りですね。本革製品が驚きの価格で購入できて、なぜか子どもにチョコレートをくれるMISAKOというお店がおすすめです。
ビビりの嫁が現地で使っても安心だったのがこういう感じのリュックです。

現地の人の服装を真似るのも防犯効果大。スペインは黒と赤を着てる方がとても多いです。ちなみにフィリピンだったら9割はピチピチのTシャツとジーンズ(笑)
これさえ言えればなんとかなるフレーズ
ホテルやレストラン、観光地ではほぼ英語が通じますが、なんとなく使ってみたい現地の言葉。
ちなみに私はスペインハーフなので現地の方によく話しかけていただきますが、カタコトしか喋れません、ごめんなさい…
それでも2週間滞在してよく使ったスペイン語をご紹介します。英語と違ってカタカナ読みで確実に通じるので、日本人には向いているのかも。
Hola!/オラ!
何時でも気軽に使える挨拶。本当にこれだけでも結構なんとかなる
Gracias/グラシアス
ありがとう。これもとりあえず言っとけばなんとかなる
Disculpe/ディスクルペ
すみませ〜ん…と声をかけたい時に。
Perdón/ペルドン
「あっ、ごめんなさい!」という時に。子どもに話しかけたり、「ごめんね〜」というニュアンスの時はペルドナです。
¿Puedo usar el servicio?/
プエド ウサル エル セルビシオ?
「お手洗いをお借りできますか?」覚えるのが難しければ、困り顔でセルビシオ?かバニョ?と言えばこっちだよ〜、と教えてくれます。
- Aceptas tarjeta?/アセプタス タルヘタ?
- Con tarjeta, por favor./コン タルヘタ ポルファボール
「クレジットカード使えますか?」と、「カードで!」。これもタルヘタ(カード)さえ言えれば乗り切れます。
VisaとMasterはだいたいのお店で使用できました。スーパーでは英語対応のセルフレジも多いので、話さずにお買い物も可能です。

重要な単語だけ覚えていればあとはボディーランゲージで乗り切れるのがスペインのいい所です!
おわりに
子どもと同じ場所で同じものを見て、同じ思い出を持てるのが旅の素晴らしさだと思います。
気付けばたくさんの友達も作れる、魅力を語り尽くすことのできないバルセロナ。是非1度お子さんと一緒に訪れてください。

最後までご覧いただきありがとうございました!