今日もお疲れ様です。
半年おきの海外旅のために生活費を切り詰めている4児の母もざ(@ikuko_moza)です。
小さな子どもを連れての旅行、ゆとりを持って行動したいけど時間を持て余すのも大変ですよね。
空港に着いてから飛行機に搭乗するまで、初めての飛行機では適度な時間が予測できないもの。
渡航先はもちろん、フライトの時間帯、自宅や宿泊先から空港までの距離によっても家族連れは過ごし方が大きく変わってきます。
本記事では子連れで飛行機に搭乗する際、何分前に空港に着くのが理想なのか、また空港での過ごし方をご紹介していきます。
初めての飛行機でも気持ちに余裕を持って過ごしていただけると幸いです!
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空港には何分前に着けばいい?
一般的にはフライトの2時間前に空港に着くのが理想と言われますが、初めて利用するハブ空港の場合は小さい子連れだと相当ギリギリです。
我が家が成田や羽田から出発する時は慣れていても3時間は必要。
フライトの時刻や利用する空港の規模によっても変わってくるので解説していきます。
搭乗までの流れ
空港到着から搭乗までの流れは、
- チェックイン&荷物預け
- 保安検査(手荷物検査)
- 出国審査(イミグレーション)
- 搭乗ゲートへ
- 搭乗
ですが、時間帯によってはラウンジでひと休みしたり、食事やシャワー、そして子どもはプレイエリア等でひと遊びさせる必要があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
チェックイン
空港に着いたらまずはチェックインして、キャリーケースなどの大きな荷物を預けます。
JALやANAの「スペシャルアシスタンスカウンター」ではベビーカーや車椅子を借りられる他、空港まで利用したベビーカーを無料で預かってもらうこともできます。同じアライアンスの航空会社の利用でもOK。
さらに車椅子の方やご高齢の方、障害をお持ちの方や子連れでの搭乗の場合はなんとこちらでチェックインも可能です!
渡航先によってはお子さんにプレゼントもあるので、カウンターの営業時間内であれば是非利用しましょう。
JALでは必要なアシストやアレルギー対応機内食の手配などをマイレージカードに記録してくれる「JALプライオリティゲストカード」のサービスも。スムーズに搭乗手続きができてとても便利です。
手続きはオンラインでできるので、必要な方は事前に登録しておきましょう。
出発ロビーでは、空港の設備や搭乗までの流れを紹介している子ども向け冊子を配置している空港も。大人でも勉強になるので、見つけたら手に取ってみてください。
預け荷物がない時
子連れならほとんどの方が預け荷物があると思いますが、機内に持ち込む荷物しかない場合は各航空会社のアプリやサイトで事前にチェックインが可能です。
預け荷物がなくモバイルチェックインすると、スマホに全員分のチケットのバーコードが表示されます。
この場合は手続きなしでそのまま保安検査に進めるので、空港に着く時間はフライトの2時間前でも間に合います。
預け荷物がある時
預け荷物がある場合は、仮にモバイルチェックインをしても結局カウンターで預ける手続きが必要なので所要時間はほぼ短縮できません。
JAL・ANAは荷物をセルフで預けられるブースが増えてきています。
チェックインカウンターの場所は大きな掲示板に表示されているので、空港に着いたらすぐ確認しましょう。
常設されているJALとANAはいつでもチェックインできますが、LCCや本数の少ない航空会社はあまりにも早いとカウンターの準備ができていない事があります。事前に公式サイトで受付開始時間を確認しておくと安心です。
手続き自体は10分もかかりませんが、並ぶ時間は少なくとも30分は見積もっておきましょう。混雑状況は航空会社や時間帯、時期によって大きく変わります。早朝や深夜は比較的空いている場合が多いです。
チェックインの際は家族全員分のパスポートを提示しチケットを発券してもらう他、預け荷物を預け、全員の持ち込み荷物にタグを付けてもらいます。
事前に座席指定をしていない場合はここで席の案内も。チケットを受け取ったら座席だけでなく搭乗ゲートの番号も確認しましょう。
チェックインには締切時間があり、過ぎてしまうと搭乗できません。国際線の場合大体の航空会社は搭乗時刻の60分前ですが、90分前の会社もあるので事前にご確認を。
遅れないように気を付けるに越した事はありませんが、締め切り時間が過ぎてしまいそうな場合は各航空会社のスタッフに伝えると先にチェックイン手続きをしてもらえます。
保安検査
搭乗ゲートや免税店のある「制限エリア」に入る前に、危険物等の持ち込みがないかを確認する保安検査のゲートを通ります。このゲートは朝7時オープンの空港が多く、朝の便の方は早く来すぎても開いていない事があるので注意。
ゲートに入る際はフライトのチケットの提示が必要です。子連れだと優先して通してもらえる事が多いので、荷物の支度は並ぶ前に済ませましょう。
カバンやポケットの中身をトレーに置いて荷物検査・身体検査を受けますが、以下の物は気を付けてください。
- コートやジャケットなどの上着類
- ベルト、腕時計などの貴金属
- スマホ、タブレット、パソコン
- 液体、水筒
上着は脱いでトレーに置く必要があるので、お子さんのものも先に脱がせておきましょう。空港によっては靴も脱ぐ必要があるので、前の人の動きもチラッと見ておくとスムーズ。
金属を身につけていると身体検査でひっかかってしまいます。ポケットの中身はもちろん、ベルトやアクセサリー類は極力身に付けないか、事前に外しておきましょう。抱っこ紐にも何か付いていないか確認。
液体類はテロ防止のため機内に持ち込めるのは100ml以下、1L以下の透明なジップロックに入れたうえでカバンから出してトレーに乗せます。
持ち込まないに越したことはないですが液体は子連れに関しては寛容で、赤ちゃんはもちろん小学生以下であれば未開封の飲料水はトレーに出しておけば持ち込める空港が多いです。
逆に水筒などの容器はたとえ中身が空っぽでもチェックが入ってしまうので、極力預け荷物に入れておきましょう。
ゲートは1人ずつ通る必要がありますが、赤ちゃんや幼児、小学生でも我が家のように障害がある子の場合は伝えれば一緒に通してもらえます。
保安検査もフライトの20分前が締切。余裕を持っていきましょう。
羽田空港など、保安ゲートの外が楽しい空港は時間を忘れてしまいがちなので特に注意!
検査が終わったらトレーを受け取り荷物をまとめましょう。忘れ物をしないように焦らずゆっくり。
出国審査(イミグレーション)
保安検査を終えたらそのまま出国審査へ進みます。
家族連れは全員一緒に受けられる事がほとんどですが、稀に大人は1人ずつ受けるよう促される空港も。その場合も子どもはもちろん全員親と一緒で大丈夫です。
全員分のパスポートを提示し、顔を確認してスタンプを押してもらいます。
国内では特に気を付けることはなく、海外でも日本のパスポートを持っていれば家族連れが質問される事は滅多にありません。
海外では指紋の読み取りがある空港が多いですが、パスポートを読み取った時にそのパスポートの言語で説明してくれる機械も増えてきました。
搭乗ゲートへ
出国手続きを終えると無事搭乗ゲートに向かう事ができます。
とにかく広い空港だと迷ってしまいがち。各航空会社のアプリをインストール・会員登録しておくと、搭乗ゲートまでのナビゲーションをしてくれます。ゲートが突如変更される事も稀にありますが、それも即時通知してくれるので安心です。
子連れはエコノミーでも優先搭乗させていただけるので、遅くても出発時刻の30分前には搭乗ゲート前に到着しておきましょう。
搭乗前に済ませること
遊ばせる
子連れはこれが1番大切かもしれません。
プレイエリアで遊んだり、広い搭乗ゲートエリアで色々な飛行機を見たり。
フライト直後すぐ爆睡してくれるくらい遊び倒すのが理想的です。我が家が早めに空港に行くのもこれが理由。
食事
とにかくお腹が空いて子どもが不機嫌になってしまうのは避けたいので、たとえ機内食が出るとしても食事の時間帯であれば事前に摂っておくと安心。
羽田や成田の場合、保安検査ゲートを通過してしまうと飲食店がかなり限られてしまうのでチェックイン後済ませましょう。
逆に搭乗ゲート付近のほうがレストランが充実している空港もあるので、フロアマップで制限エリア内のお店をチェックしておくと安心です。
授乳・おむつ替え
国内のハブ空港はベビールームが搭乗ゲートエリアに何ヶ所もあって安心です。
海外でも大きな空港であれば必ずナーサリールームがあります。
機内のトイレにもおむつ交換台はありますが、離陸後シートベルトサインが消えるまでは席を動けないので、必ず事前に済ませておきましょう。
シャワー・トイレ
空港の制限エリア内にはトランジット利用者のためにシャワールームや仮眠室があります。
搭乗中寝ていて欲しいので夜便を選ぶ事が多いのですが、1日外で遊んで汗をかき、なかなか寝付けずドバイのトランジットで更に暑くてぐったり…という失敗経験があります。
自宅やホテルから空港が遠い場合は、搭乗前にシャワールームを利用すると快適です。
12歳以下は何人でも同伴無料な所が多く、大人2名1,000円前後で利用でき、お水もいただけます。
長距離フライトの前は特に、シャワーとトイレは済ませておきましょう。
空港ラウンジ利用で全部無料に
空港には有料の待合室(ラウンジ)があります。このラウンジにはクレジットカードラウンジと、航空会社ラウンジの2種類があります。
カードラウンジで無料提供されるのはソフトドリンクやおつまみなど。対象のクレジットカードを持っていれば無料で利用可能です。
航空会社ラウンジはソフトドリンクや軽食はもちろん、アルコール類やお食事、ラウンジによってはシャワーブース、仮眠室まで整っています。
航空会社ラウンジを利用できるのはビジネス・ファーストクラス搭乗者、または航空会社の上級ステータス保持者。ですが「プライオリティパス」に入会すれば国内だけでなく世界中の空港の対象ラウンジを無料で利用可能です。
プライオリティパスの年会費は469USドル。ですが年会費11,000円の楽天プレミアムカードを作れば、なんと無料で保持することができ、カード自体でカードラウンジも使えます。
ラウンジによって規定が違うので利用前に確認が必要ですが、こどもは3歳まで無料の所が多いです。
他にも海外旅行保険自動付帯、トラベルコースの選択で空港・自宅間の荷物宅配サービスも受けられるので旅好きには欠かせない1枚。
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空港でかかる時間を逆算
子ども4人(2〜11歳)の我が家が空港で必要なおおよその時間を逆算するとだいたいこんな感じです。
成田発・フライト3時間の場合
- チェックイン30分
- 保安検査20分
- 出国手続き10分
- プレイエリアで遊ぶ1時間半
- 休憩20分
- おむつ替え、トイレ10分
- 搭乗ゲートまで移動20分
合計3時間20分
フライトが5時間以上の国際線の場合はさらにプラス1時間ほど。いつも夜のフライトを選んでいるので、空港に行く前にも遊び倒してから向かっています。
逆に海外では3時間前だと時間を持て余してしまう空港や、4時間でも足りない空港も。
例えばベトナムの離島フーコックは空港が小さすぎて国際線でも30分で搭乗ゲートに着いてしまい時間を持て余しましたし、
ドーハのハマル国際空港は広すぎて空港内を電車が通っているうえ、プレイエリアがたくさんあり遊ぶのにも大忙しでした。
渡航先ではどう転ぶか分からないので、帰国の際は4時間前に空港着が無難です。
帰国前に税関申告
帰国時、日本国籍でも必要な税関申告。家族全員の情報を申告書に記入しなければならないのですが、これが家族が多いと一苦労。
事前にWebで全員の情報を登録しておける「Visit Japan Web」はスマホのカメラでパスポート情報を読み取ってくれるので、紙に記入する手間も時間も省けてとても便利です。
入国前に発行できるQRコードを提示するだけで申請が済むので、是非活用しましょう。
おわりに
初めての家族旅行、お子さんが小さいと移動が心配で億劫になってしまうかもしれません。
空港での過ごし方を把握しておくだけで、そんな移動も楽しめるようになるといいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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