
今日も育児お疲れ様です。旅好き4児の母(@ikuko_moza)です。
子どもと海外旅行に行きたいけれど、パスポートは写真の規定も厳しいし書類も面倒そうだからもうちょっと大きくなってから…
となんとなく先延ばしにしている方は少なくないのではないでしょうか。我が家のように発達障害の子がいると尚更かもしれません。
この記事では子どもが生後半年の時から海外を旅している我が家が、パスポート申請の準備から受け取りまでの流れを初めての方にもわかりやすく紹介します。
小さいお子さんならではの疑問に答えていくので、パスポート申請がスムーズに進められます。子ども達の視野をぐっと広げてくれる海外旅行、是非楽しんでください!
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申請書は事前に手に入るの?
小さい子を連れていると申請時に窓口で用紙を記入するのも一苦労。あらかじめ自宅で記入して持参できるととても楽ですね。
パスポートは10年用と5年用がありますが、こども(18歳以下)は5年用のみ申請が可能です。

生後8ヶ月の頃作ったパスポートを4歳の時グアムの税関で見せたら、「この赤ちゃんはどこ?!」と爆笑された思い出があります。
申請書は各自治体の区役所にも置いてありますし、オンラインでダウンロードすることも可能。
窓口で申請するための用紙にスマホで内容入力し印刷することができます。署名以外は手書きしなくて済むのでとても楽。
東京都では令和5年3月から更新(有効期限が切れる前に新しいものを作る)であればオンライン申請が可能になりましたが、新規の場合はこの用紙のダウンロードを利用しましょう。
自治体によっては新規でもオンライン申請が可能なので、お住まいの都道府県のサイトを見てみてください。
申請書を印刷したいけどプリンターが自宅にない場合は、コンビニで印刷することも可能です。
アプリをインストールしてQRコードを作成、機械にかざすだけなので便利です。料金はいずれも白黒印刷で20円。
各コンビニのプリントアプリ
- セブンイレブン かんたんnetprint
- ファミリーマート ファミマネットワークプリントアプリ
- ローソン PrintSmash
また、ネットワークプリントサービスではLINEの簡単操作だけでローソン・ファミマ・ポプラで印刷することができます。
小学生の署名は漢字じゃなきゃダメ?
署名部分は小学生以上だと本人が記入する必要がありますが、あくまでもサインなので平仮名で大丈夫。
また、我が家の長男は小学生ですが自閉症で文字が書けないので、障害のあることを伝えれば代筆で問題ありませんでした。
小学生以上であっても文字の記入が難しい場合は、窓口で口頭で伝えるだけで親権者による代筆が可能です。海外の税関でなぜ代筆なのかを訊かれたこともありません。
小学生以下も、もちろん代筆です。
申請書以外に必要な書類は?
6ヶ月以内に発行された戸籍謄本1通が必要です。子どもは親権者の記載があるもの。複数人でも1通で全員分の申請が可能なので、個人事項ではなく全部事項証明書にしましょう。
パスポート用写真ももちろんいりますが、自分で申請書には貼らずそのまま別で持っていてください。
その他に身分証明書が必要です。子どもであれば健康保険証と医療証または写真付き生徒手帳の2点セットか、マイナンバーカードであれば1枚で済みます。
赤ちゃんの写真はどう撮ればいい?

子どもの写真は大人ほど厳しく言われることはないので、証明写真ボックスや写真屋さんで撮影する必要はありません。
特に赤ちゃんの写真は心配しなくても大丈夫。
スマホで撮影した写真をLINEで送るだけでコンビニ印刷できるピクチャンがとても便利です。
証明写真を1シートで3枚、200円で印刷できます。価格がかなり良心的ですが、画質が悪いという事もなく子どものパスポートに使用するのに全く問題ありません。
ピクチャンを使用する時は印刷時に調整されることがあるため、気持ち余白多めに撮影します。
白や青、淡い色の壁の前で撮れば大丈夫です。赤ちゃんは白いシーツやタオルに寝かせて真上から撮ってもOK。
言葉が通じず動き回る1歳児がいちばん撮影が難しいと思いますが、我が家はこんな感じでなんとか成功しました。

大人の場合は少し顔や肩が傾いているとNGですが、小さい子どもに関しては微々たる傾きは大丈夫。
抱っこしたまま撮ったり、前髪で目が隠れていたりと極端なNGでなければ問題ありません。
照明が暗すぎる・明るすぎる場合も撮り直したほうが良いかもよ、と言われるので、撮影前に調整して挑みましょう。
我が家の自閉症の長男は9歳の時パスポート更新でどうしても少し上目遣いの写真になってしまいましたが、これも障害を窓口で伝えてあったので問題なく作れました。
渡航の際も何か言われたことはありません。
かかる費用はいくら?いつ払う?
申請時ではなく、パスポートの受け取り時に都道府県と国にそれぞれ手数料を支払います。
都道府県に対する新規発行の手数料は、パスポートの種類や年齢に関わらず一律2,000円です。都道府県によって現金か収入証紙での支払いです。
国に対する手数料は、12歳未満が4,000円、12歳以上が9,000円。18歳以上が取得できる10年用パスポートは14,000円。こちらは収入印紙での支払いです。
ということで、12歳未満のお子さんの場合の費用は計6,000円、大人は10年用であれば16,000円(5年用は11,000円)になります。
「収入証紙?収入印紙??」と思ってしまうかもしれませんが、いずれもパスポートセンターに販売ブースがあり、パスポート申請時にもらう受理票を見せれば合計金額を教えてくれます。
まとめて現金で支払うだけなので、難しく考えなくて大丈夫です。
現在は新規発行のキャッシュレス決済ができないのが少し難点ですが、2023年3月より更新の場合のみオンライン申請ができるようになった事にともない、クレジット決済も可能になりました。

持っているパスポートの有効期間が1年未満になると更新できるので、今後は一度作ってしまえばとても楽ですね!
いや、どうしても今キャッシュレスがいい!という場合は、収入印紙をコンビニで購入することもできます。
事前に購入したい店舗で収入印紙を取り扱っているかを確認しましょう。セブンイレブンであればnanaco、ファミリーマートならファミペイかファミマTカードで購入可能です。
申請・受け取りする場所はどこ?
ずばりパスポートセンターです。外務省の公式サイトから、最寄りのパスポートセンターを調べることが可能です。申請・受け取り共に住んでいる都道府県の施設で行う必要があります。
土日祝や年末年始は定休日、営業時間も17:00までのところが多いので、海外に行くぞ!と思い立ったら早めに行きましょう。
申請からどのくらいで受け取れる?
パスポートを申請してから受け取りまでは、7営業日前後です。受け取れる日にちは申請時に渡される受理票に記載されています。
赤ちゃんでも連れていかなきゃダメ?
申請は本人がいなくても可能ですが、大切な身分証なので受け取りには年齢に関わらず必ず本人が行く必要があります。
おわりに
子ども達が将来何か行き詰まった時、本人が求めれば世界中に居場所があると知っていてもらいたい。
どんな国でも、人って人なんだ、と当たり前の事を肌で理解してほしい。
子どもとの海外旅行で私達が得られるものは思っている以上にたくさんあります。大人だけで自由に行っていた頃より、ずっとたくさんです。

素敵な思い出作りのお手伝いに少しでもなればとても嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました!