クアラルンプール、子連れで楽しむ観光ガイド|交通・グルメ・おでかけスポット

観光
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元捨て子ターザンのフィリピン×スペイン×日本ハーフ・3度飯より格安の航空券やホテルを探すのが好きなアランと、影の薄すぎる日本人の妻による子連れ旅ブログサイトです。

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今日もお疲れ様です。

半年おきの海外旅のために生活費を切り詰めている4児の母もざ(@ikuko_moza)です。

英語がそこそこ通じ、治安が良いので日本から移住する方も多いマレーシア。ハブ空港があり世界各地へのアクセスも抜群のクアラルンプールは、トランジットで立ち寄るのはもちろん長期滞在も楽しめます。

その魅力は何といっても日数によっては国内旅行より少ない予算で済んでしまうほどの物価の安さ。幅広いグルメや整った交通機関など家族連れには特にメリットがたくさんあるおすすめの都市です。

本記事ではクアラルンプールについて、

  • 基本情報
  • 公共交通機関
  • 子連れで観光できるスポットは?
  • 気を付けることはある?

をまとめました!

↑動画はこちら!

アクティビティは事前予約がおすすめ

クアラルンプールの観光は日本語で事前予約ができるアクティビティ予約サイトkkdayがカスタマーサポートも手厚くておすすめです!

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バナー1

マレーシアの基本情報

日帰りで観光する強者もいるほどのマレーシア。時差が1時間なので、帰国後の負担が少ないのもメリット。

公用語はマレー語ですが、ホテルなどでは英語が問題なく通じます。インドや中国の方の割合が高く様々な言語が飛び交うため、レストランはバーコードを読み取ってスマホで注文できるスタイルも多いです。

コンセントや電圧は日本と異なるため、変換プラグと変圧器は必須。

時差ー1時間
フライト時間
(東京→クアラルンプール)
直行便約6時間半
コンセント電圧BFタイプ・240V、50Hz
ビザ90日以内の滞在は不要
必要なパスポート有効期限6ヶ月以上
公用語マレー語
宗教イスラム教
首都クアラルンプール
面積330,800㎢
人口約3,394万人(2023年)

アライバルカード

短期間の滞在ではビザは必要ありませんが、2024年から「入国前デジタルアライバルカード」の登録が必須に。入国の3日前から登録できるので、事前に済ませておきましょう。

申請ページの下部、「REGISTER」を選択。

必要項目をすべて入力して「SUBMIT」を選択して完了。機内で家族全員分を紙に記入するより、かなり楽です!

登録後に送られるメールに記載されたPINを「CHECK REGISTATION」に入力すると、登録内容を照会できます。念の為、全員分の登録内容のスクリーンショットを保存しておきましょう。

書式内容は変更される場合があります

物価

マレーシアの通貨はリンギット(RM)、補助通貨はセンで100セン=1リンギット。通貨の種類は紙幣が100・50・20・10・5・1リンギット、硬貨が50・20・10・5セン。

1リンギットはおよそ30円。ローカル電車は1回乗車の場合キャッシュレス決済ができず、元々安いので子ども料金がない路線が多いです。

チップ文化はありませんが、ホテルやレストランでは良い接客を受けた時に5リンギット前後渡せるとスマート。

ホテルやアパートはかなり充実しているうえかなりの低価格。ラグジュアリーホテルは子どもの添い寝人数規定がゆるい所が多かったり、2部屋取っても2万円弱のホテルもたくさんあるので大家族でも安心。

ツインタワーの目の前のWホテルは大人2人、子ども4人(11・9・4・1歳)で1部屋予約OKでした。

添い寝条件などの問い合わせ方法はこちらの記事2項で解説

物価が安いぶん、東京と変わらない価格帯の展望台や動物園などの入場料にはびっくりしてしまうかもしれません。

クアラルンプールの物価一例

リッツ・カールトン1泊2万円〜
電車、モノレール80円前後
バス約30円
スーパーのお弁当90円〜
レストランのランチ300円〜
コンビニのアイス80円前後
映画館600円〜

気候・ベストシーズン・服装

国の半分以上が熱帯雨林、一年中温暖なマレーシア。平均気温は25〜33℃です。

乾季は3〜9月、雨季は10〜2月。雨季は短時間スコールがザーッと降る程度なので観光にそこまで支障はありませんが、クアラルンプールに関しては現地の方曰くずっと曇っているのでプールはあまり楽しめません。子ども達は平気で入るけど、寒かった…

雨季はずっと曇り。晴れる時間はとても貴重

けれどフルーツが特に美味しい時期でもあるとのこと、実際いただくとかなりの甘さで納得でした。

日本の夏ようなジメッとした暑さではないので体感温度は日本より低く、お隣のタイとは異なりホテルもモールも冷房がかなり強いです。モスクなどを観光したい場合も肌の露出がNGなので、薄手の羽織り物は必須。

グルメ

子連れ旅のネック、食事。マレーシアは多民族国家なので、現地料理はもちろん、中華からイタリアンまで飲食店のメニューやスーパーの品揃えが豊富。和食も多いです。

伊勢丹やそごうもあり、日本のお弁当やおにぎりも日本より安く購入できます。

伊勢丹を見てこんなに安心感を覚えたのは初めて
辛くないチキンカツカレー!約300円

離乳食以外は、「子どもが食べれるものがないから…」とあれこれ持って行く必要がありません。

ただしマレーシアの飲食店の箸は寸胴で大きく使いにくいので、小学校低学年までのお子さんはカトラリーやマイ箸・割り箸を持参すると安心です。

また、カレーや春巻きなど思いがけず辛いものが多いので、お子さんが食べるものはスパイシーかどうか確認しましょう。

迷ったら結局中華が無難

水道水はお腹を壊す可能性が高いので、子連れはミネラルウォーターを切らさないよう気を付けて。

まだうがいを上手にできないお子さんは、ちょっと勿体無くても飲料水を利用するのがおすすめです。

めっぽうお腹の弱い私ですが、試しに沸かして飲んでみました。やっぱり少し腹痛が…

交通

クアラルンプールは観光地が少ないというイメージがありますが、子連れにとってはそこが長所。観光名所が狭い範囲にギュギュッと集まっているので、移動が少なくて済みます。

アジアの中でも交通機関が整っているのも特徴。都内の移動に慣れている子連れでも割と安心して乗車できます。

主要交通機関で利用可能なチャージ式ICカードTNG(タッチ&ゴー)カードも街の至るところで購入でき、頻繁に移動する際はとても便利です。対応しているコンビニなどでチャージ・決済もできます。

TNGカード
  • 使用可能交通機関:
    • GO KL
    • LRT
    • MRT
    • KLモノレール
    • KTMコミューター
    • KLIAエクスプレス
    • ラピドKLバス
  • 価格:RM20.6(約¥680、デポジットRM10.6・最低チャージ額RM10)
  • 販売場所:
    • Touch ‘n Go Spot/Touch ‘n Go Hub
    • 主要駅のカウンター
    • ドラッグストアWatsons

GO KLバス

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市内を走るGO KLバスは、地元の方はもちろん観光客にとっても主要エリアをほぼ網羅しているので貴重な足。水素エネルギーを利用した最新の燃料電池バスです。

以前は外国人でも無料で利用できましたが、2024年より有料化。とはいえ料金は1リンギット(約30円)・12歳以下のお子さんは無料とかなり良心的。

決済方法もタッチ式クレジットカードやデビットカード・apple pay・DuitNow QR・TNGカードと豊富です。

市内の路線は4路線あり、一方通行でぐるぐる回る循環バス。車内はWi-Fiとエアコン完備で快適です。

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子どもに優しいドライバーさんが多く、座っている他の若い男性にズカズカ歩いていき「ベビーに席を譲れ!」と声をかける強面の方も(そこまでしてくれなくていいんだけど…)。

路線は赤・青・緑・紫と色の名前が付いていますが、車体は色分けされていません。

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紙で路線の色が提示してあり、電光掲示板には数字が表示されています。色だと紛らわしいので、数字で覚えておくと安心かも。

GO KL路線
  • 01番:グリーンライン
    • KLCC(ツインタワー)
    • ブキット・ビンタン(パビリオン)
  • 02番:パープルライン
    • パサールセニ(チャイナタウン)
    • ブキット・ビンタン
  • 03番:レッドライン
    • KLセントラル(KLIA)
    • ジャラントゥンクアブドゥルラーマン
  • 04番:ブルーライン
    • メダン・マラ
    • ブキット・ビンタン
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これはグリーンライン

3路線が通るブキット・ビンタンには巨大なショッピングモール「パビリオン」があり、レストランやフードコートがたくさんあるので旅の拠点に。その代わり常に渋滞しているので時間には余裕を持って。

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バスは満員だったり、座って待っているとバス停に止まらず通り過ぎてしまうことも。乗りたいバスが見えたら必ず手を上げてドライバーさんにアピールしましょう。

また、渋滞が酷いとバス停から離れた車道でドアが開いたり、開いたまま動き出す事があるので乗降の際はちょっと気合いが要ります。

GO KL専用アプリでは、現在地から近い駅や路線を確認できます。車内アナウンスはドライバーによってあったりなかったりするので、目印のない駅で降りる時は路線図を常に確認しましょう。

地元の方は無料で利用できることもあり、かなり混雑する通勤ラッシュの時間帯はできれば避けるのが無難です。

GO KL運行時間
  • 月〜金:6:00-23:00
    • 通勤時間帯は5分おき、それ以外は10分おき
    • 通勤時間帯:
      • 7:00-10:00
      • 16:00-20:00
  • 土日祝:7:00-23:00、10分おき

列車・モノレール

LRT・MRT・KLモノレール

KLセントラルからのローカル線LRT・MRT・KLモノレールの1回乗車券は現在キャッシュレス決済ができません。頻繁に利用するのであればTNGカードが便利です。

我が家は人数が多く利用回数も少ないので毎回チケットを購入。現金は空港で両替しておくか、駅にあるATMで下ろしてから乗りましょう。

マレーシアのATMではカードの暗証番号を6桁入力するようになっていますが、もちろん4桁入力で大丈夫。

券売機では大きい額の紙幣が使えず、更に10リンギット札は1枚しか使えないので窓口で両替しましょう。

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チケットはコイン型のトークン!小さいので無くさないように注意。元々安いので子ども料金はありませんが、7歳未満は無料です。

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改札では入場時はタッチして、退場時は回収されます。

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KTMコミューター

バトゥ・ケイブ駅のあるKTMコミューターはKLセントラルのチケットカウンターでクレジットカードも対応しています。

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6歳未満は無料、子ども料金あり。バトゥ・ケイブ駅では現地の身分証がないと子ども料金での購入ができないので、往復券を購入しましょう。

運行本数が他の列車より少ないので、時刻表も事前に確認しておくと安心です。

KLIA

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KLIAはクアラルンプール国際空港からKLセントラルまで直通の列車。特急(エクスプレス)と各停(トランジット)があります。

最も速い交通手段ですが、人数や宿泊先によってはGrab(タクシー)のほうが安く収まる場合も。

車酔いする・渋滞を避けたい場合はKLIAがベストです。

エクスプレス

1駅でKLセントラルまで行けるエクスプレスチケットは事前に割安のオンライン購入が可能で、往復券はさらに安くなります。

エクスプレスチケットは、6-15歳のお子さんが2名以上いるなら公式サイトで購入できるファミリーパッケージがお得。人数が多いほど割安です。

お子さん2名の場合は大人2名・こども2名で通常片道約¥5,200(RM160)のところ約¥3,900(RM120)で購入可能。

VISAで決済するとさらに20%オフのキャンペーンがある時期も。

車内はゆったりしておりWi-Fiも速く、かなり快適で子ども達も楽しんでいました。

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KLIAエクスプレス

片道運賃:

  • 大人:約¥1,800(RM55)
  • 子ども(6-15歳):約¥790(RM25)
  • 5歳以下:無料

往復運賃:

  • 大人:約¥3,200(RM100)
  • 子ども:約¥1,400(RM45)

トランジット

トランジットはKLセントラルまで4駅、ピンクのモスクのある「プトラジャヤ」で1度下車して切符を買い直すと、なぜか運賃が直行の半額以下で済みます。

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KLIAトランジット
  • 所要時間:約54分
  • 始発・最終:05:00-24:00

片道運賃(プトラジャヤ乗り継ぎ)

  • 大人:約¥740(RM9.4+14=23.4)
  • 子ども(6-15歳):約¥330(RM4.2+6.3=10.5)
  • 5歳以下:無料

Grab(タクシー)

子連れには1番楽な移動手段、タクシー。Grabはアジアで主流のタクシー配車&フードデリバリーアプリで、使い勝手は日本のタクシーアプリと同じ。

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乗車地・目的地を配車前に入力するのでドライバーさんとの会話がいりません。アプリ内決済が可能なのでぼったくりの心配もなし。

会員登録時にSMS受信をする必要があるので、日本にいる間に必ず会員登録し、決済情報の入力までを済ませておきます。

クアラルンプール国際空港では1階の車寄せで乗車しますが、1階のWi-Fiがとても繋がりにくいので、simなどを使わない場合は2階で配車しましょう。

空港で声をかけてくるドライバーは4倍くらいの値段を言ってくるので、どんなに笑顔が素敵でもスルーして下さい。

エアアジアの配車アプリを利用する方もよく見かけましたが、距離が近すぎたり人数が多いとドライバーに即キャンセルされる事が多いそうで、滞在中何度か配車を試みましたが1度も乗れませんでした。

Grabで空港→市内
  • 料金:車種によって〜RM84(約¥2,700)
  • 所要時間:1時間前後

観光スポット

ペトロナスツインタワー周辺

クアラルンプールのシンボル、ペトロナスツインタワー。

86階の展望台や、2塔をつなぐ41階のスカイブリッジはチケット購入が必要。当日だと買えない事もあるので、スムーズなオンライン購入がおすすめです。

オリジナルグッズやマレーシアのお土産を豊富に取り揃えているギフトショップはチケットなしで利用できます。

夜ライトアップするサロマブリッジも近くに。

特に何もないんだけどね

タワー自体はオフィスビルですが、下には巨大ショッピングモール「スリアKLCC」と、噴水ショー「レイクシンフォニー」で有名な「KLCCパーク」があります。

スリアKLCC

スリアKLCC内には映画館や広いフードコート、スーパーマーケットに伊勢丹もあって安心。お手洗いも綺麗です。

映画館「TGVシネマ」は約600円で利用できます。席のいらない赤ちゃんは無料、オンラインチケットの事前購入も可能です。

当日のチケット購入は券売機だとマレーシア内で有効な電話番号が必要なので、現地simを利用していない場合はスタッフのいるカウンターで購入しましょう。

これは使えないので
こっちで購入

館内はセーターを着たいほど寒いので、長袖・長ズボンに羽織るものがあると安心です。

フードコートの予算は500円ほどで充分お腹いっぱい。店舗数がかなり多いので目移りしてしまうのだけ難点。

伊勢丹のお弁当は400円前後、

地元のスーパーもあり、こちらのお弁当はなんと90円から。

この雑感が良い。マレーシアフードのナシレマやチキンライス

おにぎりの感覚で開けたら、

スプーン必須でした!

KLCCパーク

緑豊かなKLCCパーク。鳥のさえずりが聞こえ、風通りが良いので子連れでもゆったり散歩できます。

すごく良い感じの木がある

無料のウォーターパークはいつも地元っ子で賑わっています。毎日清掃しているとはいえ、入るのには少し勇気のいる濁りっぷりです。

遊具エリアは全体を写しきれないほどの広さ。滑り台が割れている等メンテナンスされていない遊具もちらほらあるので、確認してから遊びましょう。

KLCCパーク営業時間
  • ウォーターパーク:10:00-18:00(13:00-15:00は清掃のためクローズ)
  • レイクシンフォニー:20:00-22:00まで1時間ごと

\ツインタワー近くのおすすめホテル/

パビリオン

中心地ブキット・ビンタンにある巨大なショッピングモール。

フードコートやレストラン、スーパーも充実しているので、食事に困りません。安心感と引き換えに、フードコートの価格帯はローカルと比べるとちょっと高め。

チキン&ビリヤニRM33(約¥1,100)
ヌードルRM16(約¥500)

広すぎてフロアガイドすら全部見渡せない…

GO KLが3路線通っているので、拠点にすると観光がかなりスムーズ。驚くほど低価格なパビリオンホテルJWマリオットなどのラグジュアリーホテルが立ち並びます。

バトゥ・ケイブ

カラフルな階段が印象的なバトゥケイブ。中にヒンドゥー教の寺院があり、洞窟自体ができたのは4億年ほど前とのこと、まさに神秘的です。

最寄り駅はKTMのバトゥ・ケイブ駅ですが本数が少ないうえゆっくり運行なためKLセントラルからは40分。駅のお手洗いも綺麗ではないので、子連れで行くならGrabがいいかも。

40分くらい待ちました

週末は人が多く、インドの方の香水の香りがかなり強いので子連れは平日の朝がおすすめ。

しかしカラフルですな

階段前に佇むゴールドの大きな神像は、シヴァ神の子ムルガン。野生の猿がたくさんいるのと、階段は幅が狭く急なのでお子さんから目を離さないよう注意しながら登りましょう。

とにかく狭い

目の前の広場には大量の鳩がおり、売店で餌も売っていました。

入場は無料ですが、お手洗いは有料。女性は肌の露出が多いと止められることがあるようですが、観光客は基本的にスルーでした。階段下でスカーフのレンタルもできます。

  • お手洗い:約¥74(¢50)
  • スカーフレンタル:約¥95(RM3)、デポジット約¥63(RM2)

裸足で入る方が多いからか、洞窟内は常にホースで容赦なく水を撒いています。濡れてもいい靴で行くと安心です。

KLフォレストパーク

KLタワーのすぐ近くにある自然保護区。サルやリスなどの野生動物が生息しており、200メートル続く吊り橋や博物館があります。

トレッキングコースやキャンプ場もあり、自然を満喫できる公園です。蚊が多いので虫除け対策を万全に。

入園料
  • 大人約¥1,300(RM40)
  • 子ども(6-12歳):約160円
  • 5歳以下:無料
開業時間
  • パーク:7:00-18:00
  • 博物館:8:00-17:00

\KLフォレストパーク目の前のホテル/

チャイナタウン

グルメやショッピングを満喫できる中華街。

メインのペタリンストリートは混雑していて中華というよりインド街化しているので、子連れは「鬼仔巻クァイツァイホン」周辺が落ち着いていてお洒落なカフェも多いのでおすすめ。

最寄り駅は「パサール・セニ」。GO KLバスはパープルライン、乗り場はA3です。

セントラルマーケットは2階や奥に行くほど薄暗く活気もなかったので、メインゲート周辺のみに留めました。

鬼仔巻クァイツァイホン

2019年に完成した数々のウォールアートで人気になった裏路地で、おしゃれなカフェやショップが立ち並んでいます。

おすすめのカフェは女の子の絵が目を引くバブルビーカフェ。

ウォールアートのある通りからも入れます。

1品約600円ほどでお食事をいただけます。

マレーシアのチキンライスって、こういうことなのね
パニーニ

個室のような席にご案内いただきました。スタッフさんがとても気さくでWi-Fiも速いです。

スイーツはイエローの壁が可愛い「パンダン・リパブリック青青」のココナッツソフトクリームを。

小窓からテイクアウトも可能。約400円ですがとってもボリューミーです。

マラヤガーデン

お隣は老舗のコピティアム

マレーシアのローカルフードはもちろん、フュージョンフード(色々な国の料理を融合させたもの)も楽しめるコピティアム。

人気の商品は売り切れていましたが、落ち着いている15時過ぎが子連れにはおすすめです。

1階も素敵ですが、家族連れはゆったりしたソファ席のある2階に行きましょう。階段が急なので気をつけて。

ドリンクは300円前後でいただけます。

BUN、飲茶も各300円ほどです。

ゴールドのおまんじゅう、中身はカスタードでした

子どものリクエストはカヤトースト。パン生地にココナッツミルクを使っていてやさしい味です。約300円。

マッシュルームライス。ガーリックソースでいただきます。約210円。
パスタは約680円

すぐ向かい側の建物はフォーポイント・バイ・シェラトン・チャイナタウン。1日チャイナタウンを楽しむなら最適のロケーションです。

その向かいにもこんなウォールアート。

ムルデカスクエア

チャイナタウンからすぐのムルデカは、イギリス植民地だった頃の建築物が保存されているエリア。

時計台のある「スルタン・アブドゥル・サマド」は裁判所なので中には入れませんが、とても綺麗な外観だけでも見応え充分。

裏庭は散策することができ、ベンチもあるので休憩できます。

運が良いと猫さんにも会えるかも。

庭園を抜けた先の橋を渡ると、クアラルンプール最古のモスク、マスジット・ジャメが。

その横のウォールアートも圧巻です。

クアラルンプールシティギャラリーの前のフォトスポットも人気。辿り着くまでの信号が異様に長いので根気よく待ってください。

かつてクリケット競技場だった場所はそのまま芝生が広がっており、憩いのスペースになっています。訪れた時は工事中でした…

2024年にはホテルやショッピングモールの入ったムルデカ118もオープン予定。

チョウキット

お洒落なのにリーズナブルな飲食店が立ち並ぶチョウキットエリア。屋台もたくさんあり、ローカルを満喫できる朝の散策がおすすめ。

夜も比較的明るく、怖い雰囲気もありませんでした。ウォールアートも楽しめます。

チョウキットでおすすめのレストランはスリランカレストランのYARL。お店のある「ザ・ロウ」は、お洒落なカフェや雑貨屋が立ち並ぶ落ち着いた通りです。

気温は高いですがカラッとしているので、テラス席も気持ち良さそう。

店内は落ち着いた雰囲気で子連れでも入りやすく、スタッフさんもフレンドリー。居心地が良いです。

注文はQRコードを読み取り画像を見ながらスマホからも可能。

3種のカレーを楽しめてなんと400円もしません。

カレーはスパイシーですが、口の中に残らない辛さで美味しいです。ココナッツミルクを混ぜると子どもでも食べられました。

4品注文して約800円。圧倒的なコスパで贅沢な朝食でした!

\チョウキットのおすすめホテル/

これがダメだときついかも

最後に、これがダメだとあまりおすすめできないポイントをご紹介。

野生動物がたくさん

クアラルンプールは中心地に自然保護区域があるため、公園や街中にも野生の猿やリスがいることも。

動物好きにとってはむしろメリットですが、苦手な方には辛いかもしれません。

渡れない横断歩道

タイやベトナムなど他の東南アジア国と比べれば、かなり歩道が整備されているマレーシア。それでもやはり、歩行者が待っていても日本のように当たり前に止まってくれるドライバーは少なめ。

ペトロナスツインタワー周辺など人通りの多いエリアを除き、信号はあっても役目を果たしていない横断歩道も多いので自力で車を止める必要があります。

極力渡らなくて済むルートを見つけるのが安心ですが、渡る必要がある時は小さいお子さんとしっかり手を繋ぎ、ドヤ顔&はっきりしたボディランゲージでドライバーさんにアピールしましょう。それでもなかなか止まってくれませんが…

香りが強い

市場ではドリアンや香辛料、寺院ではお香、そして1瓶まるごと使ったかと思うほど香水の香りが強いインド系の方々…

大人でも場所によっては辛いので、嗅覚がまだ敏感なお子さんは行動できる範囲が限られるかもしれません。

活気がありすぎなエリアも

ペトロナスツインタワー近くのホテルに滞在した時のこと。夜8時頃、外からご機嫌なサウンドが大音量で聞こえてきました。

近くのインド屋台エリアでイベントが催されており、仕方ないと思ってはいたもののまさかの深夜1時過ぎまで元気すぎる歌声が響き渡っていました。幸い高層階の客室だった事もありこども達は平気で眠っていましたが、気になる方だとおそらく絶望するレベルの音量。

周辺はホテルやレジデンスだらけのエリアでしたが、そんな容赦ない活気があるのもある意味クアラルンプールの魅力なのかもしれません…。

お酒は高め

食事のリーズナブルさが幸せなクアラルンプールですが、アルコールだけは高め。コンビニの缶ビールでも約300円以上します。

国民の半数以上がイスラム教徒という事もあり、酒税が高いうえ度数の高いアルコール類は販売規定が更に厳しいためビールしか取り扱っていないお店も多いです。

おすすめの格安eSIM

Airalo_3

海外でいざという時にネット環境がないと子連れは特に不便ですよね。

公共のWi-Fiは速度が安定しなかったり、セキュリティ面でも使うのが不安な場合も。

そこでおすすめなのが、ネットで購入後すぐ使えるeSIM。機材のレンタルやSIMカードの交換が要らず、紛失の心配もありません。

数あるeSIMサービスの中でも我が家がいつも利用しているAiraloは、難しい操作がなく10分もかからず購入できて便利。価格も業界最安値です。

\いますぐ価格をチェック/

Airalo価格一例

マレーシアアジア
(14ヵ国)
グローバル
(127ヵ国)
1GB/7日$4.5$5$9
2GB/15日$8$17
5GB/30日$15$20$35(60日)

おわりに

人が優しく、様々な人種の方が住んでいるので偏見もないマレーシア。

小さいお子さん連れでも観光しやすいクアラルンプール、ぜひ楽しみましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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