庶民でもなれます！こどもが多いほどお得なマリオットのプラチナ会員。

子どもと旅をするなら是非おすすめしたいステータスのひとつ、マリオットのプラチナエリートステータス。

「どうせとんでもなくお金がかかるんだろうから自分には縁がない…」と諦めていませんか？

本記事では子連れだからこそかなり大きいエリート会員のメリットや、できるだけ低予算でプラチナ会員になる方法をご紹介します。みなさんも是非一緒にお子さんとの素晴らしい思い出作りを体験していきましょう！

まずは無料会員登録

「マリオットボンヴォイ」の会員になると、12歳以下のお子さん2名まで朝食が無料になるほか、ランクに応じて客室アップグレードやレイトチェックアウトなど様々な特典を受け取れます。

宿泊の際は、ID連携すると対象ホテルでポイントを2重取りできる楽天トラベル経由で無料会員登録しておきましょう。子連れ旅で確実に得するステータスです。

＼マリオットボンヴォイ特典もすぐ受けられます／

＼マリオットの会員制度はこちらの記事で詳しく解説／

なぜプラチナ会員がいいの？

マリオットボンヴォイの会員になると系列ホテルの宿泊日数によってランクが上がっていきますが、ファミリーにはプラチナ以上のランクがあると驚くほどの特典があります。

ホテルによって詳細は異なりますが、1つ下のゴールド会員の主な特典は以下の通り。

大体のホテルの通常チェックアウト時刻はお昼前。赤ちゃんが眠くなり子ども達がお腹を空かせる頃に荷物をまとめ、慌ててチェックアウトして食事する場所を探す…と子連れはハードスケジュールになりがち。

レイトチェックアウトが可能になると、昼食を済ませて少しお昼寝させられるほどの余裕ができます。

ゴールドでも充分嬉しいですが、プラチナになると更に子連れには大きな特典が。

最大16時まで滞在できてしまうので、丸一日ホテルにいられることになります。ゆっくりお茶してからのチェックアウトです。

そして子連れに大きいのが無料のクラブラウンジ利用。ホテルによりますが、しっかりしたお食事のあるラウンジではティータイムだけでなく夕食やお酒、朝食もいただくことができます。

クラブラウンジのないホテルでも、ウェルカムギフトの朝食を選択すれば同伴者1名と12歳以下2名まで無料でいただく事が可能です！

我が家は子ども4人ですが、下2人が3歳未満でパンくらいしか食べないので、追加料金の請求はありません。

こどもが小さいうちは家族全員の食事代が浮いてしまうのも、プラチナ会員特典の大きな魅力のひとつ。

また、客室のアップグレード幅が大きいので、本来は定員オーバーの客室予約でも事前に確認を取ればOKになることが多いです。

我が家は6人家族ですが、広い客室へのアップグレードが確実だと、

大人2名or3名・スタンダードルームの料金でスイートルームに全員宿泊できてしまいます(予約前に問い合わせが必要です。詳しい問い合わせ方法はこちらの記事の2項をご覧ください)。

ラグジュアリーホテルだと実質半額以下での宿泊ということに。　

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庶民でもプラチナ会員になる方法

魅力だらけのマリオットプラチナ会員。どうすればなれるのでしょうか。

基本的な条件は、系列ホテルに年間50泊することです。

いやいやいやいや無理でしょう

と即ツッコミが飛んできそうですが、大丈夫です、我が家も無理です。

もっとハードルを下げてくれるシステムが3パターンあるので、それぞれ解説していきます。

ステータスマッチ

マリオット以外のホテルチェーンや航空会社にも、会員ステータスが存在しています。

他のステータスを持っている状態で申請すると、期間限定のステータスマッチが可能。

つまりハードルの低いステータスを取得してステータスマッチすることで、いきなりプラチナ会員になることができるわけです。

申請できる時期は明確に提示されていないので、オファーが出たタイミングを逃さないようにしましょう。

マリオットのプラチナとステータスマッチできるホテルステータスは以下の通り。

ホテルチェーン	ステータス	必要宿泊日数
ヒルトンオナーズ	ゴールド ダイヤモンド	40泊 60泊
ワールドオブ ハイアット	グローバリスト	60泊
IHG One rewards	プラチナ ダイヤモンド	40泊 70泊
アコーホテルズ	プラチナ ダイヤモンド	60泊 €10,400利用

この中で宿泊しなくてもステータスを持てるのが、ヒルトンとIHG。

IHGはアンバサダープログラムという年200ドルの有料会員制度があり、入会するだけでプラチナステータスを持つことができます。

ヒルトンは作るだけでゴールド会員を維持できるヒルトン・アメックスカードがあり、年会費が16,500円なので最もステータスを手に入れやすいホテルチェーン。

かつヒルトンはゴールド会員でも朝食無料特典が付くので、系列ホテルに宿泊するなら作っておいて損はありません。

ポイントサイトのモッピーを経由して発行すると1,000ポイントもらえます。

よし、じゃあ早速ヒルトンカードを作ってステータスマッチだ！と行きたいところですが、ステータスマッチの前の準備をしましょう。

ステータスマッチの申請をするには、マリオットボンヴォイの会員登録(無料)と、系列ホテルへの1泊以上の「宿泊実績(宿泊した日数)」が必要です。

この宿泊実績が、ステータスを維持するにはとても重要になります。ホテルのランクや料金には関係なく、1泊で1実績です。

ステータスマッチ申請ページ

条件を満たし申請が通ると晴れてマリオットプラチナ会員になることができますが、ステータスマッチで得られるプラチナ会員資格の有効期限は90日間。

その間だけ旅行するからそれでもいい、という場合もありますが、継続するには３ヶ月の有効期限の間に系列ホテルへの15泊の実績が必要になります。

3ヶ月で15泊でも無理だよ…

と落ち込まないでください。

マリオットでは毎年1月頃、期間中宿泊すると実績が2倍になるキャンペーンを行います。

3ヶ月で8泊なら、本来の年間50泊よりはだいぶハードルが下がりますよね。

我が家は1月がちょうど子どもの誕生日なので、バリに2週間滞在して無事ステータスマッチが成功しました。

東南アジアだと家族全員で宿泊しても1泊7千円前後で泊まれてしまうので、国内より安く済んでしまう時期が多いです。

マリオットボンヴォイAMEXを使い倒す

ヒルトン同様に、マリオットにも提携クレジットカードが存在します。

「マリオットボンヴォイアメックスカードプレミアム」は持っているだけでマリオットのゴールドステータスを保持でき、さらに年間400万円の利用でプラチナステータスを獲得することができます。

400万円か…とたじろいでしまいそうですが、家族が多い我々の利点がここです。出費が多い。

5人家族の平均生活費が33万円と考えると、公共料金や日々の出費をこの1枚で支払えばそこまで遠い金額ではないのでは。家賃がカード払い可のお宅なら迷う必要なしです。

マリオットカードは年会費が49,500円とヒルトンよりも高額ですが、特典をフルに活かせれば元を取るどころか、いいんですか？マリオットさん…状態になります。

子持ちなら嫌でも3ヶ月で30万円、年間150万円は利用するので、年会費はポイントや無料宿泊で充分回収できます。

ポイントやマイルの還元率も高く、海外旅行保険も利用付帯(航空券などにカードを使うと付帯される)。家族特約なので、家族全員が補償の対象になるのもファミリーには大きなメリットです。

空港ラウンジや手荷物宅配サービスが無料で利用できるのも子連れにはありがたいポイント。ラウンジは同伴者1名まで無料なので、家族カード(1枚は年会費無料！)も作っておけば4人入ることができます。多くの空港ラウンジは3歳まで無料です。

年に1度でも家族旅行するなら、確実に損はしない1枚。逆に全く旅しない方にはなんの魅力もありませんが…

プラチナチャレンジ

これもステータスマッチと同じく常に申請できるシステムではありませんが、マリオットゴールドエリートのステータスを持っており、かつ系列ホテルに1泊以上の実績がある場合、年に1度「プラチナチャレンジ」に挑戦することができます。

開始した月+３ヶ月以内に系列ホテルに16泊することで、プラチナステータスを得ることができる制度です。

いきなりプラチナステータスを持った状態で挑戦できるステータスマッチとは異なり、既にゴールドステータスを持っていることが条件なので、会員になったばかりの状態だとハードルが高め。

挑むのであれば、先程のマリオットプレミアムカードを作るのが無難です。

申請方法は電話のみ。プラチナチャレンジしたいです！と伝えるだけです。

宿泊実績を作る際の注意点

いざやってみよう！と思っていただいた所で、ステータスのための宿泊実績について注意点です。

ステータスマッチやプラチナチャレンジにはカウント対象外となる宿泊実績があります。

そして我が家がやってしまった大失敗。1月に宿泊実績が2倍になる期間にステータスマッチを完了してしまったこと。

なぜかというと、マリオットステータスを維持できるのは獲得した翌々年の1月末まで。

ここで紛らわしいのが、マリオットの1年は1月締めなので、翌月の2月から「翌年」になってしまうのです…

たとえば1月末に獲得してしまうと、翌日に1年が過ぎてしまう…

なんと悲しいことでしょう。

ということで、ステータスマッチやプラチナチャレンジはたとえ実績2倍期間であっても1月中にはギリギリまで我慢し、

2月に入ってから達成するのがベスト。たった1日の違いで11ヶ月も維持できる期間が違ってしまいます。

また、プラチナチャレンジの期間は開始月+3ヶ月となっていますが、これも始める日付次第で大きな差が出ます。

こちらは毎月1日が締めなので、1日にチャレンジを開始してしまうと翌日2日が翌月扱いになってしまいます。

動画配信サービスのように日数で計算してくれる訳ではないのです…

ナイトリーアップグレードアワード

マリオットボンヴォイには、エリート会員制度の他にも宿泊実績による特典があります。

「ナイトリーアップグレードアワード(NUA)」は、予約する時点でホテルに申請し受理されるとスイートルームへのアップグレードが確約される特典。

たとえばスタンダードが1泊5万円のJWマリオット奈良では、空室があれば12万円のスイートルームへの無料アップグレードが確約されます。

スタンダードからスイートへアップグレードされると本来2部屋予約が必要な大家族にはかなりの節約。

この「ナイトリーアップグレードアワード」は年間50泊の宿泊実績で得られる「年間チョイス特典」のひとつです。

だから50泊もしませんって…とため息が出てしまいますが、これはポイントでの宿泊や実績が倍になるキャンペーン、マリオットアメックス特典の実績も加算対象。

50泊で5泊分、ちなみにですが75泊でさらにもう5泊分いただけます。

ただ、国内では特典を利用できるホテルが限られているのと、

海外旅がメインの大家族の場合は添い寝の予約問い合わせ時点で「じゃあこの部屋にアップグレードするね〜」と言ってもらえる事が多く、せっかくいただいた特典を使いきれずに終わってしまいました…

今後はステータス維持のために宿泊実績を選ぼうと思います。

おわりに

大家族ほど特典が大きいエリートステータス。

自分には縁がないと思っていた方も、クレジットカードやキャンペーンをフルで活かせば、手が届くことがお分かりいただけたら幸いです。

子連れ旅を楽しめる家族がもっと増えますように。

最後までご覧いただきありがとうございました！

会員特典などは変更される場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認下さい。